花が咲く

遊びをせんとや生まれけむ　

　　　　　　　　　 　　　　　戯れせんとや生まれけん

　　　　　　　　　 　　　　遊ぶ子供の声聞けば

　　　　　　　　　　　　　　 　　 我が身さへこそ動がるれ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　「梁塵秘抄」より
　　　　　　　　　　 遊んだり戯れたりするためにこの世に生まれたのであろうか。
　　　　　　　　　　遊びに無中になっている子供の声を聞くと、我が身までも
　　　　　　　　　　自然と引き込まれてしまいそうで、おどる心を抑えがたい。
　　　　　　　　　　遊びという行為には、人間にとって大切な何かがあるのである。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人生は予定どうり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　計画どうり行かないものだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから、ロスタイムの最後の
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コンマ、一秒でさえ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全神経を研ぎ澄ませれる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、感動の瞬間が生まれる

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (photo by fiore.t)