映画 チーム・バチスタの栄光

「チーム・バチスタ」とは優秀な７人の心臓手術チーム
２６回連続成功していた心臓手術中に３連続で手術失敗すると言う謎に包まれる。
執刀医桐生が院長に内部調査を依頼
田口先生は不定愁訴外来の医師（竹内さん）が解明を頼まれて７人の聞き取りに奔走
しかし、報告書を見た厚生省の役人の白鳥（阿部寛）が現れる。
「あなたを助けに来ました」
「問題は見つからなかった」と言う田口先生に
「チーム・バチスタには重大な問題がある。
　連続事故死は単なる医療事故ではない殺人だ」と言う。

「報告書を読ませていただきました。いや～素晴らしい、感動しました。
心療内科医なのになんて素直なお人好し。これじゃまるで夏休みの絵日記だ。
人間を動物に例えるやり方も気に入った。本格調査に入る前に役立ちました。
サルにも出来る」といいアクテイブヒアリング（攻撃的聞き取り調査）を開始。
あっ、そうそう、動物に例えるというのは　
鷲、もぐら、スピッツ（よく吼える）まき貝（看護師さん）、
カメレオン、白山羊、コヨーテ・・・という感じ

切れ者役人の白鳥に阿部寛、田口医師に竹内結子のコンビ
２人の事件解明を快適なテンポで描く。
チーム・バチスタメンバーには、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二ら最適なキャスト。
田口＆白鳥の聞き取り調査は相手を挑発して怒らせ、本心を読んでいく。
逆に２人が怒りを買い田口医師が困るシーンも見所です。
１人１人の個性が際立ってとても面白い。
中でもスピッツと例えられた玉山鉄ニが聞き取り調査で阿部に怒りを爆発
「あー！」っと言って阿部を叩いて顔に絆創膏をはる羽目になるなどなどw
調査はヒヤヒヤの波乱劇、しかし確実に真実に迫っていく。

ネタバレなるのでこれ以上は映像で見たほうがかなり面白い。
最後まで真犯人は分からず謎は深まりますが白鳥と田口コンビ２人が絶妙☆
事実から真実を解き明かしていくシーンは見ていて面白い。

竹内さんと阿部ちゃんがソフトボールの試合で対決するシーンは爽快でしたよ☆

8話 Tomorrow

市民病院再建プロジェクトを推進する遠藤先生。
差額ベット料金表を入院患者に提示し患者は混乱。
その上、職員のリストラまでする非常事態に・・・
愛子はストレスがたまり病院の屋上
「うわー！じゃどうすればいいんだ！？」と頭を抱えて絶叫
しかし、そこには森山先生がいて、愛子の気持ちを聞いてあげます。
あくまでお互い協力し合い再建を目指す森山先生。

そんな中看護師長がプロポーズされたと言う噂が皆の耳に入ります。
無理を押して働いていた師長が倒れ森山先生が緊急手術をします。
森山先生ら医師が協力し合い、子宮全摘を免れて無事手術は成功しました。

師長の相手は患者の小倉さんでおもちゃをデザインする優しい人でした。
一度は自分の病気で悩んで結婚を諦めた師長に小倉さんは気持ちを伝えます。
「僕が好きになったのは看護師の和子さんです。仕事より子供よりあなたです。
あなたがいない人生なんて意味がない」と。
もちろん師長は今度は素直に気持ちを受け入れてハッピーエンドの展開に。

一方、まことは退院して施設へ行くことになります。
師長の手術の間、心配して待ってるまことに遠藤先生がこう言いました。
「強くなりなさい。誰かを助けたかったら、自分が強くなるしかない」
まことは「もう強くなるから」と決めての退院でした。

病院と患者さんを守ろうと森山先生は頑張りますが
全面閉鎖に追い込まれそうになりそうでした。
副市長がなにやらカギを握っているようでしたが。

遠藤先生が愛子にこういっていたのが気になります
「子供を愛さない親だっている」
「それはどう意味ですか？」と愛子が聞き返しますが・・・
そんな冷たいセリフを遠藤先生が言うにはよほどの訳がありそうな気がします。
だって、そんなことありえないじゃないですか？・・・