カルチョ再開

セリエＡ再開が決定したらしいです。
最初の一報を聞いた時はユヴェントスの試合を楽しみにしていた日だったので
「ユヴェントス戦が見れないなんて・・・」と驚きましたが、時間を追って
ニュースで真相が明らかになるにつれて、なんとも嫌な、悲しい気分になってきました。
こんなにイタリアサッカーの現実を毎日のニュースで見ていると
現実はもっと酷いんだろうなーとなんとなく想像しています。
チームと選手にとっては無観客試合をせねばならないなど
まだまだ条件は厳しいそうです。そんな中での再開は複雑な気分です。
以前ＣＬでインテルの無観客試合を見たことがありますが
観客がいない中でプレーする選手の気持ちは複雑だと思います。
論争は続きそうですが、セリエAは開催するらしいです。
チャンピオンズリーグはサンシーロが基準に達していないため無観客試合、
もしくは第３国で開催の予定なそうです。

イタリア政府は７日閣議を開きました。
（１）安全基準を満たしていない競技場は無観客試合とする
（２）当面、試合は昼のみ－などの安全策を、政令や法案などで規制することを決めた。
これを受け、イタリア・サッカー協会は今週末からの公式戦再開を決めた。
２部（セリエＢ）は１０日から、セリエＡは１１日に再開の見通しらしいです。

セリエＡ再開

イタリアサッカー再開へ
セリエA再開の前に

ただ、再開するとは言っても、観客動員可能なスタジアムはたったの4つで、
6つものスタジアムは無観客での試合を強いられるらしいです。

他人への敬意が大切byインザーギの言葉より
－何かサポーターにメッセージは？

「ないよ。シンプルな理由さ。サポーター、本当のファンってやつは、
今回カターニアで起きたことにまったく関係ないからさ。健全な人間というのは、
メッセージや教訓なんて必要としていないんだよ。どうやって振る舞うべきか
わかっているし、試合が戦闘に成り変わるなんてことはないだろう。反対に、
こういった犯罪を犯す人間は、ファンなんかじゃない。犯罪者なんだ。
それがすべてを物語っているさ」

－最高の形で応援をしていくために、若者たちは何を学ぶべきなのでしょう？

「他人への敬意さ。これが僕らの社会の問題点だと思う。サッカーはその一部に
過ぎないんだ。違う考え方の人間を許すことができず、それが不理解や中傷、
事件を生んでしまうんだ。学校で一般教養というのを教えなければいけないと思う。
僕に関しては、家庭の中で両親が教えてくれたけどね。

観客動員可能なスタジアムはたったの4つ
まだ分からないこともあるようなので複雑な気分ですが
当分静観するしかないようですね。