おはようござい!
築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は「鮭のお歳暮 上手な保存方法」についてです。
お歳暮で鮭を戴く時期が、年々早まってきています。
旧来は12月半ばに届いていた鮭が11月中に届くと、
「お正月までどうやって保存したらいいの?」と考えます。
まず、戴いた時点で一切れ食べてみます。
鮭の味わいや塩の濃淡を知るためです。
もし、脂の多い鮭なら、そのまま焼いたりソテーしたり、脂の少ない鮭ならお雑煮や焼き漬けに使うなど、正月料理の算段が決まります。
甘塩鮭で、塩味が物足りないと思うなら、追塩して(お好みの濃さに塩をふる)一晩、冷蔵庫で寝かせます。
次に、冷凍方法です。
必ず一切れづつラップします。
切身が空気に触れないことで、美味しく長持ちします。
冷凍庫に入れておけば基本的に腐ることはないですが、空気に触れていると乾いたり、酸化して黄ばんだり、庫内のニオイが移って味が落ちる原因となります。
冷凍庫にしまうときは、一度に料理する数づつビニール袋に入れて、上に「甘塩・塩焼き用」「中塩・お雑煮用」などと油性マジックで書いておくと便利です。
解凍は、前の日に冷蔵庫に移しておけばOK。
もし移し忘れても、冬でも台所は温かいので、朝一番に出しておけば1時間ほどで解凍できます。
凍った鮭をグリルに入れておいて後で焼こうと思うと、忘れる事が多いので気をつけて!
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築地 鮭の店 昭和食品
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