家の東側にモミジの木がある庭がある。引っ越してきた時には草が生い茂っていたが、除草剤の散布とモミジの木の剪定の時に園芸業者の方に刈ってもらったおかげでなんとか足を踏み入れることができるようになった。
両親が存命の時は木が数本生い茂っていたが親父が亡くなり、母一人では手入れが出来なくなっていた。
母が亡くなる前に古い家屋を解体したのだが、この庭の木もモミジを残してすべて伐採してもらっていた。
母がなくなり何度か帰省して様子を見ていたが、その時は冬であったので更地に近いままであった。ところが、自分が引っ越してきた5月下旬ではものすごい量の草が生えていた。
園芸業者の方のアドバイスを受けて除草剤を2回散布し、土を掘り返して石灰を混ぜ、酸性であった土をアルカリ性に改良していった。
同時に石を敷き詰めた路を作ろうとその作業を始めた。 下の写真は7月28日のもの。
季節は夏なので蝉の声が一日中聞こえる。ふと庭の木の芽の葉っぱに目をやるとセミの抜け殻があった。こんな庭にも蝉の幼虫が居たとはびっくりだ。
モミジの木に目をやるとセミが止まって鳴いていた。スズメバチも巣を作っていたが、昆虫にとっては人の手の入らない庭は貴重な生命のフィールドなのだ。
下の写真が東側庭の全体像。写真は7月31日のもの。この日に土に石灰を混ぜ均す作業を終えた。石の小路も大分伸ばすことが出来た。
石の小路は向こう側のブロック塀まで伸ばし岩を回りこみたいが、先に手前に伸ばして回遊できる路にしたいと考えた。
もみじの木の下の地面も掘り返して石灰を混ぜた。以前生えていた木々の根っこが張り巡らしており深くは耕せない。
庭の縁を表現するため大きな石を置いた。
園芸業者さんのアドバイスでは木を植えるのは管理が大変なので草花を育てて楽しんだらと言われた。もみじの木1本でも我々には持て余すのでそのアドバイスを受け入れることにした。モミジの木の下は背の低い花を植える。ブロック塀の周りにはコスモスなどの花を植えていく。
上手く育つかどうか全くわからない。しかし、ここに季節の花が楽しめる庭ができれば素晴らしいではないか。時間はたっぷりあるので気ままにチャレンジしていきたい。
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