7月になって夏本場とでも言えるような蒸し暑さがやってきた。世の中では節電対策で、電力の集中を避けるために自動車業界の土日出勤など、休日を変更してまでその対応に走りだした。役所ではサマータイムも始まった。この対応は電力の安定供給が実行出来るまで続くであろうから、数年はこのスタイルが続くということか。
数年続けばこれが当たり前となるかもしれない。そもそも原発事故が起きるまで電力の問題で騒がれた時期があっただろうか。昨年などはどの程度まで余裕があったのだろうか。何も気にせず、暑い暑いと冷房温度を下げていた。CO2の排出削減ということで室温を28°Cに設定する運動はあった。しかし、電力使用量の削減ではなかった。
我が家では幸いに、昨年中までにエアコンと冷蔵庫を買い換えた。おかげで震災以降6月までの削減率は40%~50%になっている。もちろん、震災以降の節電も影響している。ここでの節電は灯りの節電だ。使わない部屋の灯りはもちろんだが、リビングで2個灯していた照明を1個にした。最初は暗くて気になったが今では気にならなくなった。昼間の消灯は当たり前となった。
昨日もそうであったが、暗い部屋でiPad2の撮影を行った。三脚を用意して露出やシャッターのどちらかを優先すると片方がオートとなり、自動的に適正露出を作ってくれる。一般的には良いことなのだが、暗い雰囲気で撮りたい写真もある。その場合は完全なマニュアルで、かなりアンダーな露出のまま撮るしかない。露出とシャッタースピードの組み合わせバランスでいろいろな雰囲気を出せる。
外は暑いし、出かけるには適当なテーマがない時、室内撮りで遊ぶのもまた楽しいものだ。
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