カノケンブログ

リールオーバーホールの罠。


(本文内容と写真は関係ありません。)

殆どの皆さんがリールをオーバーホールすると調子が良くなると思われていると思います。

逆に言えば、オーバーホールに出す目的が調子を取り戻す為だと思います。

たまにですが、オーバーホールする事により、する前より調子が悪くなる事があります。

それはどんな時か?

10年とか長期に渡りオイルを挿すだけとかで初めてオーバーホールに出す。
一番多い例です。

車でも良く聞く話として、

「多走行の自動車は逆にATF交換しない方がいい、返って壊れる。」

と聞いた事有りませんか?

あれと同じです。

リールメンテナンスはオイルを挿すだけでも、ゴミや油の塊が内部のすり減った部分に上手い具合に詰まりクリアランスを埋めてて調子良く使えてる。

そんな事が実際にあるんです。

それを分解し洗浄する訳ですから調子が悪くなります。

そして部品供給終了してから初めて出される訳ですから、当然直せません。

誰が悪いのかと言えば、自己責任です。

自動車だと日本では車検があるので、ダメな部品はイヤでも交換や整備をされますが、リールはその気になれば、壊れてても使い続けられます。

そこまで何もせずに使い続けた先は自己責任になります。

オーバーホールに出すタイミング、十分お気をつけあれ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事