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カノケンブログ

スピニングの簡単メンテやってみよう⑥…

続いては、ローター周りです。

ローター周りではラインローラー部のみ。

ドライバー一本で ここまで出来ますので、ダイワ/グリスを吹き付けます。
はみ出た余分なグリスは組み立ててから拭き取ります。

分解出来る方は、細かく分解した方が良いのですが、今回は、簡単メンテと言う事ですので これで十分です。

このラインローラー部、巻き上げたラインが一番初めに触れる部分なので、やはりトラブルが一番多い場所です。

ラインローラーの役割には複数の役目があり、
ラインの摩擦熱を取ったり…、糸ヨレを取ったり…、ラインの水分を取ったり…、と…。

最近では、ベアリングを追加したりして回転を良くするチューニングなどもありますが、僕は余り意味が無いのではと思います。
ブレが大きいのも困りますが、前記に書いた通りの作業をこなす為には回転が良すぎると 必要なトルクがかからず全ての工程におき、おろそかになってしまいます。

巻き取りの速度に最低限ついてくる速度で、なるべくトルクのかかる方が、ラインの水分、糸ヨレは より取る事ができるのでは?

と言う理由から、あえてグリスをチョイスします。

余談ですが、私の所では この様な理由から とにかく錆びないメンテナンスフリーを目指してチタン製固定台座&ベアリングキャンセル用樹脂ブッシュの開発をしており、
テスターはグーバー様のノリーズ軍団のスタッフの方々にお願いをしています。

ローター周りはラインローラーのみです。

尚、明日は3.11震災から早くも一年…。

まだまだ沢山の苦労を余儀無くされている方々が沢山います。

私も震災被害の1人として自粛の為、ブログはお休みさせて頂きます。
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