ニュースにもなったので、ご存知の方も多いと思うが、殺虫剤の「バルサン氷殺ジェット」が市場から回収されている。引火性が高く、注意書きをしてあっても、火事が絶えなかったからだそうだ。
が、引火性が無くても、いずれ市場から消える運命にあったと睨んでいる。
効かないのだ。ぜんぜん。
氷殺ジェットの最大のセールスポイントは、虫を凍らせて殺すので、
「殺虫成分を使っていない=小さい子供やペットのいる家でも安心」
という点。
そのためうちでもキンチョールからこれに乗り換えたのだが……。
効きません。
虫、死にません。
凍らせて殺すということは、凍るまで吹き続けなければいけないということで、10秒ほど連続で吹き続ける必要がある。
やってみたら分かるが、飛ぶ虫に的確に10秒はかなりキツイ。噴射しつつ虫を追う訳で。
そうこうしてるうちに、部屋中氷殺ジェットのガスで充満して気持ち悪くなってくるし。
胸苦しく呼吸困難になりかけ、あわてて窓を全開にする騒ぎにもなった。
愛犬の為を思ったはずが、あわや一家心中である。
家族からも
「これ効かない!」
と突き上げられるし。
ちなみにそのとき部屋に入ってきていたハエは、引退から呼び戻したキンチョールひと吹きコロリ。家族も
「これなら窓開けてキンチョールの方がよっぽど安全だ」
とさらにダメ押し。もう散々である。
ちなみに、「バルサン氷殺ジェット」の写真を撮っていたら、
アーサーが無理矢理一緒にファインダーに入ってきました。
影になってるっての。
「こんなん撮るより、俺の方がいいやろ?」
這う虫用でもダメだったんですね!
そりゃ飛ぶ虫はもっとダメですよね…
缶の半分近く使って、落とせたのは1匹半でした(二匹目は蘇生)。
>チョコ母さんさん
なんとうらやましい~!
こっちは温度も湿度も高くて、
いろんなモノが発生してしまいます…。
なのでうちは殺虫剤を買ったことがないんです・・・
SETSUさんが書かれているようにスプレーを続けると気分が悪くなりました。
同感です!引火しなくてもこの効き目だと市場からは姿を消すのは時間の問題だったでしょうね。