MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

批判ではなく提案を

2005-09-23 00:36:25 | 政治・経済
今日は特に話題がありません。
なので常々思っていることについて書こうと思います。
今日は自分の「信念」となる言葉について恥ずかしながら語ってみようかと思います。

人間は一人一人いろいろな考えを持っているわけだけど、どうしてもこれだけは譲れない、これが俺の考えの源だっ!っていうような言葉、価値観をみなさん持っていますか?俺がまずこのようなことを考えたときに浮かぶのは、


「ジャーナリストは批判者であってはならない、常に提案者であれ」


という田原総一朗先生の言葉です。早稲田には「大隈塾」という塾(授業)があります。この授業は日本の将来のリーダーを育成することを主旨として、当時の奥島総長や田原さんを中心にして立ち上げられた授業で、毎回、日本のトップリーダーを呼んで講演を生で受けられるというすごい授業です。講義録も書店で売ってるので知っている人は多いかと思います。俺はこの大隈塾の第2期生なんですが、やはりかなりの影響を受けました。今でも俺の考えの基盤にはこの授業で教わったことの多くが活かされています。

その大隈塾の最初の授業で田原さんが言った言葉がこれです。その言葉を聞いた瞬間に体に稲妻が走りました。電撃的とはまさにこのことです。田原さんは最近のジャーナリストは批判ばかりしている。批判することがいいことだと思っている。でも批判は簡単にできる。そして無責任だ。君たちには批判ばかりをするのではなくて、きちっと自分でものを考え、行動が出来る人になって欲しい、という強いメッセージでした。

これは本当に感動的なことでした。。そして、それからの大隈塾の授業を通じてその言葉は嘘ではないと分かりました。日本のトップリーダーたちがそのときそのときにどういった判断を下してきたのか、ということ。やっぱりみんな自分で決断している。自分で考えている。やっぱり何事も自分で考えなきゃダメだなって思いました。人の言うことを鵜呑みにして、ここはいいから賛成、ここは悪い点があるから批判しよう、そんな考え、たいして考えもせずに自分は勉強に取り組もうとしていたんじゃないかと思うと、自分の器の浅さを痛感しました。

この言葉に出会ってからの俺は何事もまずは自分で考えるようにしました。例えば、テレビでニュースが流れている場合、そのニュースに対して自分の意見はどうか?きちんと点検をしています。こうやって常々考えておくことで人と議論する場でもその場で自分の意見で切り返せるようになった、それは本当にこの言葉のおかげです。批判者であってはならない、常に自分の意見の言える人、提案者でなければならない。これは間違いなく俺の人生の指針となっていく言葉でしょう。この感動をずっと忘れないで生きていきたいです。

みなさんもこういった、「心に残るいい言葉」を持っていますか?
よろしかったら、ぜひぜひ教えてください!!

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