11月10日〔土)14時~鹿児島中央公民館地下A会議室において鹿児島新老人の会「11月例会・講演会」が開催されました。
〇開会挨拶・・事務局長より今後の予定、スポーツ吹矢への取り組みなどについて説明の後に、今回の講演の講師の紹介があって講演がはじまりました。
〇講師:萩原 清秀 氏・・(社)遺品整理認定協会 遺品整理士・査定士 不正防止特別会員
〇題名:自分の人生に自己申告する「私の取り扱い説明書」・・①私の人生整理・整頓帳の考え方・書き方 ②「カードゲーム」を通して、人生の最後にどうありたいか。
〇講演の概要・・自己紹介の後に、資料により説明があったので、その一部を紹介します
①自分の人生に自己申告する「私の取り扱い説明書」・・私の人生整理・整頓帳の考え方・書き方・・ひとりひとり誰もが違う 人生の手仕舞・・書き残すことで人生を豊かにする・・書く時期・・元気で健康な今・・
●人生の手仕舞の目的やメリット・・遺された家族が困らないように・・最終的な目的は人生を今以上にきらきらと輝かせる・・●具体的に何をするか・・自分の人生や家族との関係を再認識するための道具として・・
●内容と書き方・・自分の遺影を選ぶ(遺影は自分が主役になる最後の挨拶、顔の大きさは500円硬貨以上のもの)・・ページごとに日付を書く・・人生を振り返ってみる・・医療関係(延命治療、尊厳死)・・介護(介護して欲しい人や場所⇒理由を書く)・・資産の把握(整理・確認しこれからの使い方と管理を考える)・・その日の準備(葬儀への希望を具体的に書く)・・選択した理由・・書いてあることを家族に伝える・・内容等について家族と話す・・話した結果で修正・訂正する
●「私の取り扱い説明書」のデメリット・・法的効力がない・・記載についてのトラブル(遺言書の内容と異なっていた場合等)
②「カードゲーム」・・もしものための話し合い・・「もしも余命があと半年~1年としたら・・」と仮設(想定)・・●その時、自分はどんなことを大切にしたいか‥●何故、そのカードを選んだか・・●選んだカードについて(自分に何が必要か、新たな気づき)
【ルール】・・選んだカードの理由をメンバーに説明するゲーム・・●各人に5枚カードを配布・・●残ったカードの中から5枚のカードを置きカードを表に向ける・・●自分の手持ちカードの中から優先順位の低いものを選んで捨て、中央のカードと交換する・・●全員が交換するカードが無くなったら、中央のカードの山から5枚を場において先ほどと同じように交換していく・・中央のカードが無くなった時、自分の選んだカード5枚が残る‥●さらに優先順位をつけ2枚のカードを捨てる・・●最終的に残った3枚のカードについてメンバーに説明する
〇その他・・講演が終わってから、イベント及び書籍の紹介等があり、閉会しました。
会場の様子を写真で紹介し、資料の一部をスキャンして添付します。
会場入り口
講演の開始
「私の取り扱い説明書」の説明
カードゲーム用のカード
グループでカードゲーム
講演の最後
閉会挨拶
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