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鹿児島新老人の会「例会・講話」(2024)・・・鹿児島市ボランティアセンター5階中央会議室

2024-03-17 18:07:18 | 新老人の会
3月16日(土)14時から鹿児島市ボランティアセンター5階中央会議室において鹿児島新老人の会「例会・講話」が開催されました。
〇開会・・事務局長より3月8日~10日に実施された富士山を見る研修旅行について、天候に恵まれ、素晴らしい富士山を見ることができたと等の報告がありました。また、今回の講師を世話人代表にお願いしたのは、新老人の会の各県の動きを見ると、日野原先生の思いが伝わっていないと思われる地区もあるので、鹿島世話人代表に、日野原先生の考えを改めて伝えてもらいたいと計画したとの話がありました。
〇世話人代表あいさつ・・3月8日~10日に実施された富士山を見る研修旅行には都合で参加できなかったが、若い時に富士山の近くを汽車で通りかかった時に、急に富士山に登りたくなり、途中下車して登山した思い出について話をした後に講話に入りました。
〇講話(講師:鹿島世話人代表)・・【演題】・・「日野原先生と私」・・レジメが配られて講話が始まりましたので、その一部を紹介します。
①父上、日野原善輔先生のこと・・米国留学、英文学、神学・・帰国後牧師、・・クリスチャンとして父上にお会いしている。ほか
②日本における終戦後の医学教育・・医学進学課程(2年)、医学部(4年)大学卒業後に、実地研修(インターン)ほか
③聖路加病院のインターン:定員24名(鹿島世話人代表もその一員)・・全員が病院宿舎に居住、宿直の思い出ほか
④日野原先生の夢・・日本の病院を変えたい・・日野原先生は日本の医療の近代化に貢献(ケアを目指した医療、ベッドサイド教育の充実、ほか・・
⑤インターン指導医としての日野原先生・・特に回診が素晴らしかった。ほか
⑥オスラーと日野原先生・・聖路加病院が米軍に接収された時に米軍の図書館でオスラーの事を知る・・日本オスラー協会の設立
⑦キリスト者医師としての歩み・・キリスト教海外医療協力会の創設に参加
ほか
⑧日野原先生の学会活動・・多くの学会で活動・・
⓽日野原先生と音楽・・ピアノ、教会などの聖歌隊の指揮、作曲
⑩聖路加の看護教育・・日本初の大学院看護学研究科博士課程の設置ほか
⑪医療従事者、患者、健康者の教育・・一般人による血圧測定(当時は医師のみ)
⑫鹿児島大学での講義ほか
⑬いのちの授業・・子供たちへの平和、憲法に関する著書の執筆、鹿児島では、田上小学校での授業
⑭新老人の会・・はじめは臨床研究ボランティアの募集から
⑮私(鹿島代表)著書への序言をいただく
⑯こころに残る著書・・医学する心:オスラー博士の生涯ほか
⑰日野原先生の文化勲章受章祝賀会に参加・・聖路加病院のインターン24名の中で3名が参加
以上、講話の一部を紹介しましたが、聖路加病院のインターンでの日野原先生の教えが医師として大きな指針となったこと伺える講話でした。
〇閉会・・事務局長による講師へのお礼の言葉の後に、皆さんから大きな拍手が送られて散会しました。
会場の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。
入口の看板
開会・・事務局長あいさつ
世話人代表あいさつ
講話
閉会あいさつ

【資料】








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