12日(水)、安倍晋三首相が突然辞任しました。
参議院選挙であれだけ厳しい国民の審判を受けても政権に居座りながら、国会で施政方針演説をした直後に辞任するとは、文字通りの「投げだし」であり、日本の政治史上、前代未聞の事態です。
日本共産党は、8日(土)9日(日)に開催した第5回中央委員会総会(全国大会に次ぐ重要な全国会議です)で、「参院選の審判をうけて、日本の政治は、国民が、自公政治に代わる新しい政治の中身を探求する新しい時代、わが党にとっていちだんとやりがいのある激動の時代に入った」「安倍・自公政権の政治的な衰退が、いよいよ進んでいます」と指摘しました。
マスコミ報道を見るまでも無く、今回の辞任劇は、安倍首相自身がまともな判断力を失っていた(ひょっとすると健康上の問題で)ことが直接の要因なのかも知れないと感じますが、根本的には、党中央委員会の分析の通り、自公政権が行き詰まったことによるものと思います。
まさに、国民が選挙を通して、政治を変えつつあるという、面白い情勢が展開しています。
ただし、民主党は国民が期待しているような、政治の大本の切り替えが出来る政党ではありませんので、「次の選挙(時代)に何が選択されるか」は、これからのテーマとなります。
国民の皆さんの期待に応える日本共産党の姿を大いに知らせ、本当に新しい政治の幕開けさせるために、いよいよ頑張らなくてはなりません!
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