9日(土)、エライ暑い日になりました。
朝から三中サッカー部の練習試合がありましたが、午前中から体調不良者が続出。
酒田気象台データでは、10時に気温31.6℃に到達、日照時間は60分中56分、しかも、会場の二中はほとんど無風、湿度はわかりませんが酷くムシムシする最悪の天候でした。
少年スポーツに厳重な暑さ対策が必要であることは、日本体育協会が発行した「夏のトレーニングガイドブック」にわかりやすく解説されています。
そこでは、「気温31℃以上」(一般的な乾球温度計による温度。同ガイドブックでは、「環境条件の評価は、WGBTが望ましい」としています。)では、「厳重警戒」「激しい運動は中止」としています。
9日は、完全に「アウト」でしょうね。
私はH19年9月の市議会で、子どものスポーツにおける熱中症対策について取り上げています。
事前にガイドブックのことを通告し、教育委員会からは、「ガイドブックを今後とも継続活用をして事故防止に努めていきたい」「熱中症予防の原則として、特にガイドブックに示されております予防8カ条について、各学校あるいはスポーツ少年団関係者にも情報を再度提供していきたい」という答弁を得ています。
夏休み期間中の練習は特に重要な意義がありますから、簡単に「暑いから休み」とするのは難しいものがありますが、それだけに、ガイドブックが示す運動のあり方を知り、きちんと活用することが求められます。
ガイドブックは、日体協がHPから無料でダウンロードできるようにしていますので、関係者の皆さんは大いに参考にしてください。
http://www.japan-sports.or.jp/medicine/guidebook2.html