関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

すわ、「油流出」?

2006年12月20日 | 市政全般
 先週土曜日、旧鶴岡市域西側を流れる苗津川に油が流れているのを発見しました。 雨で増水した川面の全面を覆った油はかなり大量に見え、臭いもはっきり確認されました。
 近所の方に「こういうことはよくありますか」と訪ねましたが、「初めてだ、これは大変だ」ということでしたので、市環境衛生部に連絡しながら、原因究明のために車で上流部に向かいました。
  
 1キロ程上って橋から川を覗いていると、川のすぐ側で工事をしている土建業者の方が、「さっき、役所に電話した」ということで、程なく消防車がやってきました。
 その辺りでは油はかなり薄くなっていて、下流部に流れ去った後のように思われました。消防署の方の調査も始まったので、環境衛生部にも連絡したことも報告し、ご精励に敬意を申し上げて、立ち去ることにしました。

 
 翌日、環境衛生部から報告がありました。 同部が到着した時には、川面に近づくと若干の臭気はあるものの、油は認められず、上流を踏査するも原因はわからず、下流では検出できないため、「対応するレベルには無い」ということで終わったということでした。
 こういう場合の対応について、担当課長に教えてもらいました。要旨以下の通りです。
 「通常、市民から連絡があった場合は、環境衛生部から公害・不法投棄などに分けられた問題別の担当者が1名と地域を担当する指導員1名の計2名で現場に向かう。土日祭日は緊急対応の携帯電話を当番が持っている(結構、呼び出しがある)。他に消防職員が参加する場合もある。
 
 油流出の原因は様々だが、家庭の油タンクからの溢れ出しは多い。給油の間に『ちょっと』と離れてそのまま忘れてしまうことなどあるようだ。工場や放置車両からの場合もある。
 河川に流出した油膜は、ストレートな川だと川面に拡がって大量に見える場合があるし、油膜が細く見えても厚みがあって大量の場合もある。対応を必要としない軽微な場合も多いが、私たちが行って見ないと判らないこともあるし、環境汚染はもちろん火災の原因となることもあるので、通報は遠慮せずおこなって欲しい。」

 昨年は大雪のせいか出動がかなり多かったということで、普段は目立つことの無い部署ですが、市民生活に欠かせない大事な仕事だと思いました。
 一人ひとりの注意も大切なようです。


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