関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

保育園の存否は市民合意で~臨時議会で質問~

2012年04月27日 | 子育て・教育

4月26日(水)、鶴岡市議会4月臨時会が開かれ、一般会計補正予算、市税条例の一部改正、国保税条例の一部改正、朝日保育園改築工事請負契約の締結、赤川市民ゴルフ場の指定管理者選定、の5議案が審議されました。

補正予算では、残雪処理に市単独で400万円、農林水産関係の被害対策としてパイプハウス復旧などの予算が追加されました。

私は、朝日保育園改築工事について質問をおこないました。
 現在、朝日地区には、朝日・本郷・大泉・大網の4つの保育園がありますが、朝日・本郷の両園の老朽化から統合して新しい園を建設することが合併前からの課題とされてきました。
 合併後、住民の引き続きの要望を受けてこの事業が検討されてきましたが、その中で、「小規模の大泉・大網は廃止して新しい園に統合、新しい園は民営化」という提案が当局からおこなわれたのです。

 この間、5カ所で2回づつの説明会が実施され、当局は「特に反対意見は無かった」と言ってきましたが、先月末に大泉地区から「大泉保育園の存続を求める要望書」が提出されました。

 そこで今回、「工事は開始されるが、引き続き、関係者との合意形成を追求するべき」と質問しました、
 新保育園建設計画の議案ではなく、計画に基づいて工事業者を決める議案でしたので、「議案ど関係ねー質問すんな」と議場がざわつきました。
 しかし、議案審査の大前提となる市民合意に関わる重大問題ですから、この程度の関連質問は認められるべきと思って取り上げ、当局から「理解を得るように説明を続ける」と答弁を得えて終わりました。

 要望書には「大泉保育園存続」と書いてありましたが、提出者の一人に事前に話しを聞き、「新しい園の建設のストップまで求める積もりは無い。ともかく話し合いを継続してもらいたい」ということでしたので、そのことは確認できたかと思います。

 朝日地区では、合併後に「新入学生全員へのランドセル支給事業廃止」「学校給食民営化」など子育て施策が切り捨てられ、小学校の統廃合も提案されています。
 地域を愛し、PTA・保護者会にも熱心に参加して頑張っている、子育て世代の声を市政に反映させるために頑張っていきたいと思います。

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