18日(月)午後、H19年度最後となる第6回国保運営協議会がおこなわれました。
1月18日の第3回協議会から一ヶ月の間に4回の急ピッチの会合の中で、H20年度の事業計画などについて審議され、今回、議決されました。
これまで3回の会議で述べてきたことを改めて述べて、当局提案に反対しました。
あまり積極的な発言はありませんでしたが、最後に、開業医の先生が、「個人的には、(私が指摘している)後期高齢者医療制度も、特定健診・特定保健指導も、できの悪い施策であり反対だ。だが、制度に反対なら全部反対というのもあんまりだと思うし、当局も一生懸命やっていると思うので賛成する」と発言されました。
医療の立場からの責任感のある発言だと思いましたし、私もほとんど同感でした。
私は、制度に反対だから当局案に反対した訳ではなく、当局が今回の制度改悪を当然のものとして参加しようという姿勢なので反対したものです。
そしてそれは、当該部局ではなく、国・県の制度に対してどういう対応をとるか、市長の態度が問われる問題です。
「地方分権」などと叫ばれても、実際にはほとんどの都道府県市町村が、国が決めた制度を当然のものとして実施するという態度をとっています(これまで長年やられてきた通り)。
希に「もの申す首長」が出ると、マスコミでもてはやされたりする訳ですが、それが当たり前になるように、私の立場で頑張りたいと思います。
なお、九州で県産品のセールスのみやっている知事とか、関西でマスコミとモメている知事とかは、「もの申す首長」とは関係ありませんね。
長野や高知の知事は立派でしたが、落選したり、辞めたりで残念です。
話を国保運協に戻しますと、私一人で半分以上発言し、賛同して当局に反対する方はいなかった訳ですが、最後の会合が終わった後、「ご苦労さん、またお会いしましょう」と握手を求める方もありましたし、与党のベテラン議員の方も「関君が発言しないと面白く無いわな」などと冗談交じりに言って下さる方もあって、そういう点では、「手応え」も感じました。
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