22日(火)朝、地元の三和町で火災があり、3軒が全焼してしまいました。
議会等の公務を終えて午後に向かった時にはまだ、警察による現場検証と消防の方々の撤収作業がおこなわれていました。
火元と見られる家とそのお隣2軒の計3軒が全焼。周辺2軒も壁などが焦げたようです。
近隣に焦げた匂いが漂う中、焼け出された家財道具等が雪の上に広げられ、まだ少し煙が立ちのぼる建物は外壁はあるものの、内部は真っ黒な柱が残るだけ。
まさに惨状でした。
死傷者が出なかったことが僅かな救いでしょうか・・。
被災した家の方々は取りあえずの避難先に行かれたのか現場にはいらっしゃいませんでしたが、ともかく現場道路沿いの南北100m程度・数十軒を訪問しました。
お年寄りのみの世帯が多く、「火が迫ったらどうしようかと大変心配した」という声が聞かれました。
火を見て通報し、鎮火までの一部始終を見ていた方のお話も聞きました。
道路状況が悪い上に通勤時間帯と重なり、消火活動にも支障があったのではないかと思われます。
消火栓も「雪の中から掘り出す」ような状態だった可能性があります。
焼け出された方々には、市営住宅への緊急の入居と生活用品の提供などについて、役所の担当課から説明されますが、急場しのぎにとどまらざるをえません。
その後の生活支援や医療・福祉などのサービス提供など、為し得る限りのご支援をおこなってかなければなりません。
また、消火活動との関係で除雪体制のあり方についても、改善を図る必要があることが改めて浮き彫りになったように思われます。
直ちに検討する必要がありそうです。