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定年だ!!世界一周

サラリーマン36年、
いよいよ念願だった世界一周に出発2015年4月1日
2016年1月22日219日間27か国達成

原爆投下の日より大切なことがあるか?

2019-08-07 20:35:36 | その他日常

昨日は広島で原爆が投下された日です。ところがどのテレビを見ても、台風だ、ゴルフだで最初の20分間は普通の話題です。その後に少しだけ「原爆の話」を放送します。原爆が投下された唯一の国、ニッポン。だからこそ原爆なき世界を作るため世界にアピールしなくてはいけない。しかし忖度かどこもほとんど放送しなくなりました。この記事にあるように体験者の方は簡単には心の傷が癒えない。では誰が言うのか。それは政府、安倍首相です。国として何の責任も感じていないようです。我々はこの原爆、そして原子力発電を廃止する義務と責任があります。

 

山本浩二さん兄、初の式典「遠ざけてきた場所だったが」

広島カープ山本浩二さん(71)の兄宏さん(80)=東京都江戸川区=が初めて式典に参列した。

 73年前、爆心地から約2・5キロ離れた広島市己斐(こい)町(現・西区)で集団登校中に被爆した。後頭部にやけどを負い、激痛に耐えた。当時、己斐国民学校(現・己斐小学校)の2年生。校庭に掘られた穴の中で、大勢の生徒らの遺体が焼かれる様子を目にした。

 「強烈すぎて思い出したくない」。特に戦後生まれの浩二さんの前では「わざわざ嫌な思いをさせることもない」と口を閉ざした。広島で長く暮らしたが、原爆につながるものは意識的に避けてきた。

 被爆70年を迎えた2015年。母の三回忌で家族が集まった際、初めて息子と娘たちに体験を詳しく話した。家族とともに被爆した場所を再訪しようと出かけたが、街並みがすっかり変わり、捜し出せなかった。「いま話さないと、すべて消えてしまう」。昨夏に江戸川区の原爆犠牲者追悼式で、初めて公の場で体験を語った。

 式典後、「遠ざけてきた場所だけど、来てみると恐怖感がすっと抜けた。証言活動も臆さずにできると思う」と話していた。(橋本拓樹)