地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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キューバから帰国しました

2009年12月03日 22時35分42秒 | キューバ
お久しぶりです。中村です
先日、キューバから帰国しました

キューバは、数年ぶりの訪問ですが、
以前に感じた心地のよい雰囲気は今回も全く変わることなく、
それが懐かしく嬉しかったです
キューバは社会主義の国だからでしょうか、
独特の雰囲気がある気がします。
そして時間がとてもゆっくり流れているようにも感じます


2年前に新たに世界遺産に加わったカマグウェイの広場では、
銅像のモデルになったおじいさん本人がどこからともなく現れ、
同じポーズをとって、いろいろと説明をしてくれました
本人によると仕事が終わった後、いつもここで新聞を読んでいたんだそうです。


こちらも世界遺産のトリニダーの旧市街。
コロニアルな街並みに古いアメ車がとても絵になりますね


トリニダーはかつて砂糖産業で繁栄した街です。
周辺には現在でもサトウキビ畑が広がっています。
そして、奴隷貿易という悲しい現実もありました。


郊外には、かつての奴隷の監視塔も残っています。

一方、旧市街では、かつてのサトウキビ農場の主人たちの
素晴らしい邸宅が現在は、博物館になっているのです。

キューバで最も尊敬されている人物で、
ハバナ国際空港の名前にもなっているホセ・マルティは、
少年時代にサトウキビ農場で働く黒人奴隷の痛ましい姿をこう書きました。

「私は子どもの時にそれらを見て思った。永遠に借りができたと。
そしてその時、彼らを守ろうと心に堅く誓ったのだ・・・」

彼は、スペインからの独立戦争で命を落としてしまいますが、
その後、半世紀が過ぎて、その意志を受け継いだのが、
弁護士だった若きカストロだったのです。

(中村 亜希子)

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