フランスの新大統領にサルコジ氏が就任しました。
フランスっぽくない名前だなあと思っていたら、ハンガリー系なんだそうですね。
ハンガリーのマジャール語なら、サルコゥズィーって感じでしょうか。
シラクさんと違って、相撲を馬鹿にしたとか、東京よりも香港が好きとか、反日家なのではないかと心配する報道もなされていますが、作家のアゴタ・クリストフや日本でお馴染みピーター・フランクルさんなどを持ち出すまでもなく、国外で活躍するハンガリー人は特に頭が切れるので、日本とも波風を立てない外交を演じてくれると思います。
それにしても親日家のシラク時代にアメリカ一辺倒ではなく、もっとフランスといろいろな深い関係を築けていたらよかったのにと、つくづく残念に思います。
人も国も好かれているうちが花。
ミャンマー政府も日本に長いことラブコール送っていたのに、日本政府が冷たくしているうちに、中国の方を向いてしまいました。旅行をした人はわかるけど、ここのいわゆる軍事政権、決して悪い政治はしてません。
批判的な人やいじめっ子と仲直りするのも大事ですが、困ったときに力をかしてくれる親友を大切にしたいです。
アメリカ? 小泉さんが言うように親友なのか、私にはわかりません。
でも、タイや台湾など、お金抜きでも日本にとても好感を持ってくれている国はいくつもあります。外務省も近くの親友づくりにもっと努めてほしいです。
本当に大切な人(国)は、すぐそばにいる。
話は戻りますが、ムッシュ・サルコジの主義主張はともかく、移民2世でも大統領に選ぶフランスの政治理念には、いたく感心させられました。
(照沼 一人)
写真はテーマと関係なく、フランス・ピレネー山脈のスキーリゾート・グーレットです。夏の雪山も美しく、山好きの方にお薦めの訪問地です。
フランスっぽくない名前だなあと思っていたら、ハンガリー系なんだそうですね。
ハンガリーのマジャール語なら、サルコゥズィーって感じでしょうか。
シラクさんと違って、相撲を馬鹿にしたとか、東京よりも香港が好きとか、反日家なのではないかと心配する報道もなされていますが、作家のアゴタ・クリストフや日本でお馴染みピーター・フランクルさんなどを持ち出すまでもなく、国外で活躍するハンガリー人は特に頭が切れるので、日本とも波風を立てない外交を演じてくれると思います。
それにしても親日家のシラク時代にアメリカ一辺倒ではなく、もっとフランスといろいろな深い関係を築けていたらよかったのにと、つくづく残念に思います。
人も国も好かれているうちが花。
ミャンマー政府も日本に長いことラブコール送っていたのに、日本政府が冷たくしているうちに、中国の方を向いてしまいました。旅行をした人はわかるけど、ここのいわゆる軍事政権、決して悪い政治はしてません。
批判的な人やいじめっ子と仲直りするのも大事ですが、困ったときに力をかしてくれる親友を大切にしたいです。
アメリカ? 小泉さんが言うように親友なのか、私にはわかりません。
でも、タイや台湾など、お金抜きでも日本にとても好感を持ってくれている国はいくつもあります。外務省も近くの親友づくりにもっと努めてほしいです。
本当に大切な人(国)は、すぐそばにいる。
話は戻りますが、ムッシュ・サルコジの主義主張はともかく、移民2世でも大統領に選ぶフランスの政治理念には、いたく感心させられました。
(照沼 一人)
写真はテーマと関係なく、フランス・ピレネー山脈のスキーリゾート・グーレットです。夏の雪山も美しく、山好きの方にお薦めの訪問地です。
ナポレオンもそうかもしれないですね。コルシカ人というけれど、広い意味ではフランス人でなくイタリア人。
私もサルコジさんが内相時代にアラブ系の暴動の鎮圧に強行手段をとったことを思い出し、より「フランス」に忠実で、フランス中華思想の傾向が強いかなぁと思いました。
でも上記の3人の独裁者の国とはフランスは少し事情が違って、血よりも理念が優先されている気がします。フランスに住み、フランス語を話し、フランスのために働く人は(たとえフランスに批判的でも)みんなフランス人ってところがありますよね。モジリアーニなど著名な芸術家だけでなく、無名な庶民も含めてです。ケルトとラテンとゲルマンの文化と民族の混在というフランスの特殊性もあるかもしれません。
それとサルコジ氏がカトリックであることも大きいし、お父さんはハンガリーの下級貴族の出であるそうなので、ヨーロッパ市民という意識は本人も回りの人たちも、私たち日本人が思うより大きいかもしれません。ヨーロッパの貴族ネットワークの広さはよく知られているとおり、今の英国王室がハノーヴァーのドイツ人である例を出すまでもありません。
個人的な経験をいえば、パリの裏通りを一人で歩いていると、白人の明らかなフランス人から、フランス語で道を聞かれることがあります(中国でも聞かれますがこれは別)。他のヨーロッパではあまり無いことです。
私たちが思うほどには、サルコジさんの意識の中で、「フランス」とのアイデンティティの乖離は少ないのではないでしょうか。
「通りすがり。」さんのお名前、気に入りました。
私も印鑑販売を主とする占い屋で、たびたび字画が悪いから字画を変えた象牙の印鑑を作りなさいと勧められるので、これからは「照沼一人。」にします。(モーニング娘。のマネではないです)それとも「照沼、一人。」の方が字画がいいのか!?
こういう人は、純粋なその国の人間よりも、より必死に「国にアイデンティティ」を求める傾向があるような気がするのです。
杞憂だとは思うのですが。
人も国も好かれているうちが花。
本当に大切な人(国)は、すぐそばにいる。
自分を含めて、一人一人(照沼さんの名前の意味ではない)そして会社単位、社会全体、国を挙げて大切なことだと思います。<(_ _)>