goo blog サービス終了のお知らせ 

地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

(株)世界紀行・スタッフのブログです。ブログ・タイトル『地球浪漫紀行』は弊社ダイレクトメール名です。

2002年イラク・メソポタミアの旅13 クルナ

2009年03月03日 09時49分49秒 | イラク・メソポタミアの旅

こんにちは、川崎です。
イラク8日目午前は、『エデンの園』クルナへ。
途中の道は、かつて世界最大のナツメヤシ農園だったところです。
しかし湾岸戦争の爆撃で焼け野原になり、荒れ果てていました。
ナツメヤシの実からは、お好み焼きのソースも作ります。
日本は当時、イラクから輸入していたので、
湾岸戦争時、お好み焼きが値上がりしたのだそうですね。

チグリス川とユーフラテス川が合流して、シャト・アル・アラブ川となる場所に、
禁断の木の実の樹とされる「アダムの木」と名付けられた木がありま・・・・・


・・・・したが、枯れてしまっていました。


隣接する小学校から、見る見るうちに子供たちが勢ぞろい。
どこの国でも変わりませんね!



バスラのホテルも旧シェラトンです。
かつてはビール1本で¥3500もとった高級ホテルも
見る影ナシです。
お湯も出ないし・・・・
やたらとヨーロッパ人が泊まっているなあと思ったら
みな、国連スタッフでした。
クウェートが近いことが実感されます。

夜は幾度も、空襲警戒警報が・・・
そのたびにホテルの電気も消えてしまいます。
翌朝、皆さん、朝食時には灯火管制とはなつかしい、という話でした。
ホテルスタッフによれば、湾岸戦争以後、ずうっとこんな調子だそうです。
ここも国連による飛行禁止区域です。
米英機が偵察に来るたびに、灯りを消して。
まるで両者とも予行演習をしているかのようでした。

(川崎 大地)



コメントを投稿