地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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2002年イラク・メソポタミアの旅16 バグダッド

2009年02月28日 13時42分36秒 | イラク・メソポタミアの旅

こんにちは、川崎です。
イラク入国10日目、イラクでの時間もあと一日となりました。
朝、現地のスタッフが、強制両替分だと言って、段ボール箱1箱では収まらない量の、
数十万円分のイラク・ディナールを持ってきました。
いまさらお客さんもあまり使わないし、照沼と一緒に札束を切って歩くことにしました。
気前の良いバクシーシです。

それにしとも今考えれば、サダムフセインの肖像が書かれた、
封を切っていないピン札の100枚束は、日本に持って帰れば貴重でしたね。
数百束、持ち帰ればよかったです。



午前中はバグダッド市内観光。


ワスターニー門。
アッバース朝の都、アラビアンナイトの舞台、中世バグダッドの城門です。


中世の城壁。ウマイヤ朝の都ダマスカスは方形都市でしたが、
アッバース朝の都バグダッドは円形都市でした。



イラク博物館。
中は写真撮影禁止。絵はがきもガイドブックも売っていません。
カメラ、バッグが持ち込み禁止のため、入り口であずかりますが、
番人がいません。
照沼に荷物の見張り役を命じられ、中に入れませんでした。残念!

ウバイド期、サッマーラー期、シュメール都市国家時代、アッカド王国、
カッシート王国、古バビロニア、アッシリア帝国、新バビロニア、ハトラと
時代ごとの展示量がかなりあるようです。
大英博物館より何倍も凄いとお客様が言っていました。


アッバーシ宮殿。
中庭のイワンなど、レンガ装飾が素晴らしいです。


午後は、前日、行けなかったニップールの遺跡見学と
スーパーマーケットでの買い物組に分かれました。
ニップールは、写真がないのですが、古代の陶器や粘土板らしきものが
一面に散乱していて、踏まずに歩くのは不可能です。
バリバリと遺産を踏み割りながら、ジグラットまで歩きました。





バグダッド市内にある「アリババと40人の盗賊」で、機転を働かせて
盗賊を退治した、アリババの下女の像。
現地ではカラマーナと呼ばれています。
バスをロータリーに強引に写真ストップ。



夕食時には、見たくないといったのに、
怖い顔をした、アイシャドーが1cmくらいの幅で、体格もよく、
不敵な笑みを浮かべる、ご年配の女性のベリーダンスを見せられました。
ラマダン中にベリーダンスが見られるなんて特別なことだ、と
現地会社は恩着せがましかったのですが、私たちはシラッ~としていました。
ガイド一人がノリノリでした。
こうしてイラク最後の夜は過ぎていきました。

(川崎 大地)


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