地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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サマーロール

2011年08月19日 18時32分29秒 | ベトナム



今回はベトナム料理のもう一つの代表的な料理「生春巻き」のご紹介です。
生春巻きは、フォーとともにベトナム料理の代表として世界各国で知られる料理です。フォーがベトナム北部発祥なのに対して、生春巻きはベトナム南部発祥の料理とされています。
同じ春巻きといっても、生春巻きは、中国由来の揚げ春巻きとは、材料・調理方法・味覚のいずれにおいても異なります。中国語でも、生春巻きは「越南春卷(ベトナム春巻き)」または「夏巻(夏卷き)」と呼ばれ、区別されています。そして英語でも、揚げ春巻きが「スプリングロールspring roll(春巻)」と直訳されているのに対して、生春巻きは「サマーロールsummer roll(夏巻)」と呼ばれています。現地ガイドによると、これは、最初にイギリスに入ったのが揚げ春巻であり、後から伝わった生春巻は、spring (春)より遅れて来たものということで、summer(夏)と名付けられたというのが有力説とのことです(諸説あり)。
ベトナムの生春巻きに必要な食材は、フォーと同じく米粉から作られたライスペーパー、茹でた豚肉のスライス、ボイルしたエビ、ニラ、ブンという米粉から作った細麺、軽くゆでたモヤシ、レタスなどです。ここまでは一般的な食材です。しかしベトナムではこれに続いて、ミントの葉、パクチーなどの香草がつづきます。それを、ライスペーパーで巻き、「ヌクチャム」というヌクマム(魚醤)、ライム(またはレモン)の果汁、砂糖、とうがらしなどで作ったタレや、味噌ダレにつけて食べるのが一般的です。はじめはその香りに多少抵抗があるかもしれませんが、慣れてくると香草なしの生春巻きでは少し物足りなってしまうでしょう。
(前田 貴俊)


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