地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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ベトナムの味・フォー

2011年08月17日 19時52分16秒 | ベトナム


フォーはベトナムの代表的な麺で、日本でいえばうどんに相当する代表的な軽食です。
きしめんのように平たく、ほとんどコシがなく、少しやわらかめの麺と考えていただけるとイメージがわくでしょうか?
中華麺や日本の麺が小麦粉を原料にしているのに対し、フォーは米粉で作るライスヌードルです。ベトナムの代表的な料理、生春巻きがライスペーパーであるのと同様、ここにも米食文化が生きています。
ベトナムの食事は、基本的には白いご飯とおかず、汁物といった献立ですが、忙しい朝は、大概の人が、フォーをフォー屋さんで食べて出勤します。ベトナムでは高級料理店から屋台まであらゆるところでフォーを食べることが出来ます。もちろん、ホテルの朝食でもかかせないメニューの一つです。
フォーは元々ハノイを中心としたハノイ北部の庶民の食べ物で、家庭で作ることは殆どなく、基本的には外食する料理です。 フォーは具の種類によって、フォーボー(牛肉フォー)、フォーガー(鶏肉フォー)などに分かれ、それぞれの出汁をとった透明であっさりとしたスープでいただきます。具材は、鶏肉や、牛肉の薄切り、肉団子などがのります。そして、フォーには必ずといってよいほど、ライムがついてきます。これを手で器の中に搾ります。直接搾りこむと種がフォーに混ざって食べづらくなるので、いったんスプーンの中にしぼり、箸をつかって種をせきとめ、ライム汁だけを入れるのが通の食べ方です。ライムの搾り汁や、薬味として加えるバジルなどのハーブ類が口をさっぱりさせ、青唐辛子のピリリとした辛味が食欲を誘います。また、癖があるため苦手な方も多いパクチーも、慣れると大切な一味です。お好みで、ヌクマム(魚醤)を加え、食べるときには混ぜながらいただきます。
(前田 貴俊)


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