天気がいまいちだったのですが、雨には降られる事もなく、ただ眺望はほとんど見られず。
山頂からの御来光が一瞬だけ見られたのは奇跡としか言いようがありませんでした。
金曜日の午前4時半に自宅を出発。東名から東海北陸道を経由して白鳥へ。158号の九頭竜湖を通り大野、勝山を経て9時20分に一ノ瀬ビジターセンター到着。


ブナの実の試食コーナーがありました。
さほどうまいわけではないが食べられない事もない。

10時発のバスに乗り(片道500円)約20分で別当出会の登山口に到着。

鳥居をくぐり、つり橋を渡って登山スタート。
今年は白山開山1300年だそうで。奈良時代にこんな奥深い高山に登ったなんて信じられません。
おっさんは21世紀の科学技術を総動員しても青息吐息で登ってるのに。

白山への登山道は主に2本ありまして、今回は砂防新道を選択。
名前のとうり砂防ダム沿いに登山道があります。
山の上部は自然の滝が何段もあり、下部に何段もの砂防ダムがありますが、大規模な土石流があった場合とても防止できるとは思えない・・・

約2時間少々で甚之助避難小屋に到着。

延命水

黒ボコ岩。標高2320m。

高天原。
ようやく白山山頂、御前峰が見えると思ったら雲の中。

標準コースタイム4時間のところ40分ほどオーバーして室堂(標高2450m)に到着。
山頂も見えてきました。
白山室堂の山荘は定員750人、日本有数の規模の山荘です。
この日は平日にも関わらずほぼ満室。さすが人気の山。
開山1300年の影響もあるのか?

夕食まで時間があったので、無料の自然観察会に参加。
なかなかためになるお話を聞けました。
奥に見えるのは白山神社奥宮。山荘よりきれいで立派。

夕食は3~4部に分かれた入れ替え制。我々は18時からでした。
お味はまあ山荘ですから。でもハンバーグと魚を選べました。
漬物やふりかけが使い放題も良。
でも山で食べるならやっぱりカレーライスが一番かと。
部屋は定員32名の2段ベッド。
やることもないので消灯の20時半前には毛布にくるまって寝てしまいました。
いびきや歯ぎしりに悩まされながらも思ったより熟睡できました。