晴走雨読

白山登ってきました 2日目

天気予報では曇り時々雨だったので御来光は望み薄。
朝起きられたら山頂に登ろうと思っていたが、午前3時過ぎると皆さんゴソゴソ起きだして目が覚めてしまう。

しかたないので3時半に起きて身支度を整え4時前に山頂の御前峰に向けて出発。
山頂までの登山道はヘッドランプで光の道ができてる。

約40分で御前峰に到着。薄明るくなってきた空は厚い雲に覆われおまけにガスまで出てる。
御来光の確立ほぼゼロ。

余談ですが梅雨明け10日は一番天気が安定していると言われてます。
ですから毎年この時期に登山をしているのですが、最近は梅雨明けしても不安定な天気が続くような気がします。

一昨年白馬に行った時も前日の大雨で大雪渓への登山道が閉鎖になってしまいました。
やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。






神職の方が一番高い所に立って霊山としての白山の成り立ちなど説明してくれ、
「皆さんで御来光が見えるように祈りましょう」
とか言って。

そりゃあんたの仕事でしょ、とか思いながら東の空を見てると段々とオレンジ色に。





なんと一瞬でしたが御来光が見えたのです。

さすが白山神社、霊験あらたか。

雲海と厚い雲の間から覗いたご来光はなかなか感動的でした。





山頂にある社でお礼の神事にちゃっかりただ乗り。





山頂から室堂の山荘を見る。

御池めぐりでもしてから下山しようかと思ったけど、展望は見えないし手ぶらで飲み物も持たずに来てしまったのでそのまま山小屋に戻る。





山小屋に戻って朝食を頂く。

ワタクシ、標高が高い所に登ると食欲が減退するんです。
夕食はまだ食べられるのですが朝食は全然ダメ。

標高が高くなると味覚が鈍くなるらしいが、私の場合好き嫌いが極端になるというか・・・
玉子焼きも食べられません。

ご飯にふりかけをかけて味噌汁で無理やり流し込む。塩鮭はなんとか半分食べられた。

毎朝飲むコーヒーも欲しくない。



でっかい山小屋なのでアルバイトと思われる若い人もたくさん。
食堂で配膳係をしてた女の子がちょー可愛かった。彼女目当てで山に登る輩も出てくるかも。
ただし、昔からスキー場含む山で見る女子は平地より5割増しで可愛く見える事になってますから。



7時過ぎに山小屋を出発して帰路につく。

下山コースは観光新道を選ぶ。





別山。白山連峰の一部?

今回展望が望めたのはこの山のみ。





ナナカマドに白い花が咲いてました。
紅葉の季節はさぞ綺麗だろう。






白山は高山植物の宝庫とも言われており、ハクサンコザクラなどハクサンの名前が付く高山植物がたくさんあります。
またゴゼンタチバナも御前峰に由来するそうです。

特に観光新道のお花畑は素晴らしいものでした。

白馬岳から白馬大池に至る尾根筋も綺麗でしたが、お花畑の広さといい植物の種類の多さといい別格。






あちこちで高山植物の素晴らしさに歓声があがってました。

写真撮影に夢中になってコケてるおっさんもいたりして。

数々の高山植物は後日まとめてアップしたいと思います。現在名前を鋭意調査中!




観光新道という登山道、名前は易しそうでルンルンな感じですがあにはからんや結構険しい。

特にお花畑が終わった後半は斜度がハンパない岩場が続く。

マラソンでもそうだが山登りでも下りは息は楽だが足への負担は登りより大きい。

お花畑ではしゃいでいた反動か、お腹の調子も悪くなってくる。

歩いても歩いてもGPSの位置は遅々として進まない。

これってもしかしたらウルトラマラソンより辛いかも?

半べそかきながら4時間40分かかって別当出会に到着。

バスに乗って15分で一ノ瀬の駐車場に着くのだがしっかり車酔い。

体調が悪い時にバスに乗ると必ず酔ってしまう情けないジジイなのです。

トイレでエレエレしてなんかと回復。






帰りは白峯温泉の総湯に寄りました。

ぬるっとした独特の泉質で、手取川の見える露天風呂も素晴らしかった。

白峯地区は独特の建築方法の古い建物が残っており、もう一度ゆっくり訪れたい町でした。



白山は花と女子が綺麗な山でしたとさ。
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