燃費がリッター30km/lが売りのエコカーだそうです。
しかしすでにマツダから同じくリッター30のデミオが発売されていま
す。JC08モードと10・15モードの違いはあるものの、今更という
感じが否めません。
排気量が2倍もある車と同じ燃費で、どこがエコカー?
軽自動車の効率の悪さが今更ながら浮き彫りになった感じです。
そもそも3400mm×1480mmのサイズに660ccのエンジンと
いう軽自動車の規格自体がおかしい。
工業製品としての効率や必然性を全く無視して、官僚と軽のメーカ
ーの駆け引きというか思惑だけで決まったイビツなものだと思う。
そして税金と保険が優遇されている事が、このおかしなクルマの存
在を助長しているといえるでしょう。
税金保険の維持費の安さ以外に積極的に軽自動車を選択するユ
ーザーはかなり少ないと思うし。
最近売れている軽のハイトワゴン、これだけ重心の高い車はやっぱ
り危険だと思う。コーナーで転倒するような事はあり得ないが、
事故の時にちょっとした外からの力やなにかに乗り上げただけで
簡単に横転してしまう。横転すれば乗員の怪我する確率は確実に
上がる訳で。
広さを求めて全高を高くしている訳ですが、それが間違い。
広い車に乗りたければ普通車に乗るべきで、軽自動車の存在意義
はもっと別の所にあるはずです。
税金や保険料は例えばCO2の排出量を基準にするとか、排気量
の区分をもっと細かくして、軽の極端な優遇は止めるべきだと思い
ます。
日本の自動車メーカーは軽自動車という特殊なクルマの存在が
足かせとなって、世界市場では得意なはずのコンパクトカーで苦戦
を強いられています。
一番燃費効率がいいのは1リッタークラスですが、660ccのエ
ンジンでは流用できず。
国内で1リッタークラスを売ろうと思っても軽自動車があるために
売れないからよけいに開発できないという悪循環があると思いま
す。
最新の画像もっと見る
最近の「車」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事