草莽の記     杉田謙一

教育・防衛・慰霊・エネルギー・歴史についての意見

チベット情宣及び学習会

2008-03-23 22:48:36 | Weblog

豊橋にて街頭に立ち、チベット問題を訴えた。友からの誘いに答えて。
 仕事が何とか変更できたので急いで駆けつけた。マイクを持つのは一年ぶりであろうか。

 チベットの問題は台湾、日本の問題である。遠い他国の問題ではない。侵略を固定化しようとする中国政府に抗議しなければそのまま認めることになる。日本の正義に反する。いてもたってもいられないそんな思いからである。

道行く人になるべくわかりやすく語るように気を使ったつもりであるが果たして通じたであろうか。

 後、三十名ほどで講演会に参加。現在の中国の動きと経済的諸問題について危機意識が高まる話であった。

講師は宮本俊氏、博学な方である。
大いに共感。日本の国債地方債残高が千兆円。これを一家族で支払うには、全家庭で平均三千万から五千万位になろうかという膨大な借金大国に陥ってしまっている現実。恐ろしき限りである。

国際競争力は23位。国際信用度はボツアナなるどこかの国と同列。よくもここまで落ちたものだ。自立した国際人を育てなくては日本沈没は自明。そのためには日本自身の良き文化を徹底的に肯定する人材と成らねばならぬ。政治が悪いと責任転嫁してもなんともならぬ。自らがその責任を果たさなければ不可能であるとの厳しき提起であった。

 話は多岐にわたる。結論は教育を徹底的に立て直して国家を担う意識を持つ自立した日本人を育て上げるしかない。それも早急に。

売国親中派代議士には引退していただき親日代議士のみにしていかねば国の復活はない。おおよその議論はそこに行き着いた。

2011年プラスマイナス一年で日本は最大の危機を迎える。それまでにどれほど再興できるかが勝負。成し遂げえなければ日本は溶解してしまう。国家としての自立さえも。

心して国起こしに立ち上がらねばならない事を再度決意した。
 

中国代弁者虐殺容認凌星光の感性を疑う

2008-03-23 10:28:44 | Weblog
竹村健一氏の番組を見た。中国側に立った意見を話す。何と勝手な意見を述べているのかと憤怒しながら聞いていると名前が凌星光福井大学名誉教授とでた。

 調べてみると実にたちが悪い。中国政府の代弁者に過ぎぬ人物。ブログを開こうとしてもでてこない。抗議で炎上している模様。

 ペマギャルポ氏の姿に安堵を覚えた。さすが大人の風格。謙虚で日本人以上の奥ゆかしさと信念を持ってみえる方。知性の塊である。

 今回の中国軍事侵略行動に対しても感情を抑え、冷静に、しかも事実を正確に語る姿に気高き倫理観を感じた。軽挙妄動には走らず粘り強く外交をせよとのダライラマ氏の薫陶をうけた武士の姿を拝見させていただいた。

 三月十日の抗議行動に、棒切れ一つ持っていなかったチベット人の静かな弾圧抗議行動に軍を派遣し殺戮をはかる中国政府にあくまで非暴力をうったえ、解決、話し合いの姿勢を貫くチベット亡命政権に全幅の信頼と敬意を表したい。ペマ氏の如き忍耐強さは、ラマ教の教義のゆえか。かかる友人を日本が得ているのは国家にとって財産である。

 しかし心中はいかばかりであろう。郷土の侵略を受け、聖職者が多数虐殺され、しかも人質にとられた数多くのチベット人が苦難の道を歩いている中で、一国も早く国際社会の応援をと絶叫したいであろうに。

 義を見てせざるは勇なきなり。いやこれは台湾日本の問題である。中国による物的精神的侵略の末路はチベットの危うきと同じである。

 ダライラマの策動の証拠があるなどとよくもぬけぬけと凌教授はこの日本でいえたものだ。誰一人信じていないのに。かかる人がなぜに日本で教鞭がとれるのか、不思議である。

 日本政府は邦人保護のための軍派遣を要請しているのではない。マスコミと政府関係者の入国を要請しているに過ぎないのにそれをも拒絶し、虐殺を隠そうとする中国は断じて許されない。