4人の子持ちパパのつぶやき <テニス・パソコン・育児の話題を中心に!>

テニス・パソコン・写真・ドライブ・トランペットなど、趣味はたくさんあります。
4人の子育てに追われながらのブログです。

注射剤無菌調剤について

2012年01月23日 00時23分55秒 | 医療関連
今日は鹿児島県薬剤師会主催の注射剤無菌調剤の研修に参加してきました

パパさんは薬剤師&ケアマネ
仕事的にはドラッグストアと調剤薬局を経験
調剤薬局では保険調剤はもちろん、在宅や施設応需なども経験してきました
また、ペーパーですが、6年生薬剤師の指導ができる指導薬剤師も持っています

という流れでくると、病院業務が気になってきます
できるならば病院薬剤師も経験してみたいところですが、さすがに難しい面がありまして・・・
ということで、少しでもそれが体験できる注射剤無菌調剤の研修に参加した次第です

前置きはこのくらいにして・・・

簡単に講義を受けて、そして実際に実習を行うという流れでした
正直、知らないことだらけです
しかし、基本的には指示がある注射剤や輸液を混ぜるだけ、という印象でした
作業は簡単だが内服に比べ直接静脈に入れる分、間違った時のリスクがかなり高いなぁという感想でした

まず、指示に従い、輸液や薬を混ぜていきます
ガラス製のアンプルは、割った時のガラスを吸い込まないように、フィルター付きの針を使います
そして混ぜる時は、普通の針を使います
バイアルの時には、最初から普通の針でOK

あとは、少しでも使用する器具が少なくなるように、順番を考えていくこと
使用した器具は、ほとんど自腹みたいですね・・・

とまあ、基本的にはこんなものかなと思います
基本的な手技を身につけ、そして数をこなすことでうまいやり方、順番が分かってくるのだと思います

実は、パパさんは、大学時代は有機化学の出身です
薬が試薬になり、、輸液バッグなどがフラスコになり、針の形状が違うということだけだと感じました
まあ、大学時代に作ったものは飲むわけではないので、リスクはまったくありませんでしたが・・・
リスクと言えば、高い試薬を使った時に失敗し、教授などに怒られるくらいでしょうか(笑)

で、注射剤無菌調剤について考えました
最近流行りのバイタルサインもそうなのですが、薬局薬剤師が扱う必要性が感じられません

注射剤無菌調剤は、対象患者は全国に何人くらいいるのでしょう・・・
自宅でも必要な人はいるという講義内容でしたが、ぶっちゃけ手術後などに経口補給ができないという場合が多いのではないのかなと思います
薬局に依頼される場面がどれくらいあるのかという情報が欲しいです

薬局でもそれを受けるために施設および届け出が必要になってきます
その施設をフル活用できるくらいの件数があればいいですが・・・
在宅でさえ全ての薬局が扱うという数はありません
在宅以外でも対象者はいるというお話でしたが、さらに少ないような気がします

バイタルサインにしてもそうです
白衣高血圧というのがあります
測定した時に、その影響で少し高めに出た時に、どう対処するのか・・・
本当に血圧が高い時には、本人に何かしらの不調が出てくると思います
時々訪問し、その時だけ薬剤師が血圧を測るよりも、
毎日決まった時間に測ってもらって、その記録をDrに見せる方が確実のような気がします

薬剤師の活躍できるフィールドを広げるという方向性には賛成ですが、
非効率な業務を行うほど、医療費が余っているとも思えません
報酬にはならなくても患者さんのためにやることが大切と言われそうですが・・・

難しい問題ですね・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。