甲野の大日さん「大日殿極楽寺」へ

2023-09-08 00:25:30 | 神社仏閣など
大山田甲野『極楽寺山門』から外の景色「稲垂りぬ」。

いつこの景色が変わるかもしれないと、田園のなか車を走らせ、
ここに着いた時、「この景色は、今だっ!」と撮りました。
明日になればこの景色は「刈り取りの後」になっているかも、
明日のことはわかりませんが、季節は確実に動いていると思いました。

パラパラと「四季・二十四節気・七十二候」の言葉を眺めていたら、
9/2~9/6頃は「処暑の末候で『禾乃登』」、「こくもの すなわち みのる」と。
今日(9/7)からは「白露」に入るそうで…
暑い暑いと嘆いてばかりでしたが、朝夕に秋の虫も鳴き出し、
風も少しばかり涼風となり、来たか?秋と感じましたが、
内心では(騙されないぞ)と思っています。

さて、大山田平田の知人宅に所用があり、
ここまで来るなら、その前に寄り道をしようと決めて「愛染院」を出発。

振り返れば、同窓会をしようと集まり出してかれこれ数年が経ち、
高校時代は喋ったこともなかったのに、何故か存在だけは知っていた人。
もっと早くから「知人」とよべる存在だったら良かったのに、
と思いつつ、その知人に最初に連れて行ってもらったのがココ
 

とても珍しい神仏合体の本堂を見た時から、気になる存在なのです。
山門を入って振り返った景色が一番初めの写真。
広く開けた世界が広がる、あの風景が好き。

初めて伺ってから「展望台」が出来たという記事を読んで行き、
詳しいことを勉強して、
はて、何度目の訪問だろう??

  


この角度から拝ませていただくのがいい感じなんですよ…
左奥の方、ここにも「百日紅」ありましたね。

伊賀地方を代表する寺院の集大成である「伊賀百寺」(郷土出版社)という定本から
「極楽寺の山門」が朱塗りだった頃の写真を見つけました。
2020年もまだ辛うじて朱塗りとわかりますが、
遥かに「朱を主張」してる山門がコチラ…

新しくなった山門も素敵なんですよ、もちろん。


※伊賀市の文化財より

本堂におられる秘仏「木造大日如来坐像(胎蔵界)」と「同じく(金剛界)」
どちらも室町時代作。

※街道いまむかし(読売新聞社版:平成元年~2年取材)より「極楽寺」


「展望台」も久々に上りたいなぁと思いつつ、これは秋冬の宿題といたします。
駐車場で赤い槿(ムクゲ)を見つけ、一日気分よろしく過ごせそうです。

〆にお花はいいですね(笑)。

ではまた

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