再び「神野山(コウノヤマ)」へ、羊に会い、ダム経由で残念石とは?

2024-07-10 18:07:37 | つれづれ思うまま
もう、ほぼ無鉄砲としかいいようがないのですが、
先般、大雨後にドライブした時の続編のような話です💦
あの時は「目の前の橋が流れにのみ込まれているサマ」に驚いたものです。
布引山地や青山高原・高見山地辺りの木津川の源流域から思うと、
流れ流れてずい分遠くまできたもんですが、
幾つもの川が合流して大河原・笠置辺りに来るので流域の方々にとっては、
大雨のたびに生活道路が封鎖され、さぞ大変な迂回なんだろうと想像していました。

そんな光景を興味本位ではなく、上流域の人間として怖いなぁと眺めていたのです。
まだ梅雨は開けていませんが、雨もさることながら
この激暑・酷暑をどう乗り切ったらいいのかと悩む今日この頃。
先日(6/21)の訪問先を少々並べてみます…もう、過去話です、すでに。

名阪国道山添インター下車、
コロナ禍、野外で人のいないところならいいだろうとあちこち出かけていた頃、
懐かしく思い出す光景ばかりです。

『塩瀬のお地蔵さん』(正式には「塩瀬地蔵坐像」山添村指定文化財)
 
雨後の巨樹に芸術を感じ、そのまま西へ

神野山鍋倉渓」、ここも自然の成せる風景に不思議を感じる。
奈良県景観資産でもあります。
  

   

岩の風景を壊さぬように「ボードウォーク」とでもいうのか、
「木道」があって、それを見ていると微妙なカーブの作り方などに「技」を見た思い。
  

駐車場では、てんまるたちがお出迎え。
 

もう少し先に行くと「雲海絶景スポット」、伊賀盆地を右手に見ゆる。
田んぼの真ん中にいる人、実は案山子です。
見事に騙されました、あまりにリアルで(笑)。

 
うふっ、いよいよ羊さんにご対面。
奥の駐車場から「大和高原一帯」を望む。
 
「めぇめぇ牧場(まきば)」で羊さんの大歓迎を受ける、
いやただただ雑草をムシャムシャハムハムしてるだけなんですが、人が近づくと…
網から顔を出してこの通り。
  


牧場内で場所を変えて、ここには「サフォーク種」の羊さん。自由奔放に駆け寄ってくれました。
いずれ羊肉になるコかなぁ💦
命をいただく。有難く。

場所を変えて、山添村桐山の「わんぱく動物園」にちょい寄り。※公式HPです。
  

近くには「首切り地蔵」とか…
目の前に「ネムノキの花」、まだまだ蕾多し!
  
ネムノキなんて大木が多く、まさかこんな近くで撮れるとは思ってもいなかったので「激写」。

走ること数分、「布引ダム管理事務所」近くで休憩。
腹ごしらえに必死で肝心のダム写真はなし、あれぇ?
振り返れどないものはなくて、ダムカードももちろんもらわなくて、
何やってんだか💦 ショック💦
 

ここでは奈良市内辺りからの小学中学年くらいの子たちの社会見学だったらしく
大きな観光バスで帰るところ、そのバスの後ろを走って途中まで(柳生辺り)同行。
もう少し時間が許せたので、せっかくならということで
「高虎さんの残念石」とやらを見に行くことに。

しかし、
以下の記事を知らなかったので、現場に行って「あれっない?」というトホホ。
「残念石移設のニュース」二題。(帰宅後調べたもの)
「再建に使われず放置400年…残念石移設」(京都新聞2021/1/25)

「大阪城に使うはずだった…」(朝日新聞2023/5/30)

  
本当ならこの場所に竹藪があって、ここに「残念石」が置かれていた・・・と。
変わり果てた景色をしばし眺めていた知人、
河原近くに下りて、対岸を見渡すと…
あったんですよ(笑)、やれ。
しかしデカいなぁ!

今の世ならクレーンなど使って運べますが、その昔どうやって??と考えると…
壮大な船運計画があったんだろうなぁと(想像するしかありませんが💦)

『残念石』とは・・・
≪大阪城の建築にあたって、使わなかった巨石を河原に置いていったものです。
放置したのは安土桃山〜江戸時代の大名の藤堂高虎。
巨石には切り出したクサビの跡がしっかり残っており、歴史的な価値はあります。
運ばなかったので、建設する側にすれば「運べず残念」ですが、
江戸時代の加茂の人にすれば「巨石を川原に置き去りにされて残念」。
今で言うここは京都ですが、伊勢藤堂藩の所領だったのでこんな物が残っていました。≫というお話です。

そして、実はこの巨石。こんな使われ方をするらしいと、お怒りの方々もおられます。
残念石の残念な使われ方」。(東京新聞/2024/1/19付)

最後は、高虎さん絡みでまとまっちゃいました。

 こんなコースで
「恭仁京跡」に印をしたのは、いずれ行きたいなという希望。

ではまた
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする