クマザサって、、、そうなんだ

2022-01-02 10:55:53 | 神社仏閣など
大晦日に登った「高旗山」そこの「笹」は、
ワタシの手よりも遥かに大きかった…
 (再掲)

元旦に初詣した「岡八幡宮」で頂いてきた「笹」(福笹?)も大っきい。
 一枚約25㎝はある!

  
「冬桜」かな、粉雪のなか楚々と咲いています…

昨日の「高旗山の笹」といい、今日の「岡八幡さんの笹」といい、
なんでこんなに大きいのや??
と、家人に見せたら
「それは『隈笹(クマザサ)』と言って、歌舞伎役者の隈取の『隈』という字を書く、
また、隈笹の南限は伊賀である。伊賀以南に『隈笹はない』」と教えられました。

そう教えてくれる家人も学生の時、「生物学」の先生から教えられたとか(笑)。
「〇〇くん、クマザサが育つのはね、君の住んでる伊賀が南限だよ」と。(50年前の話、ね… )
要するに四国や九州で育つとしても山地限定らしい、というのです。

「自分の住む場所が限界地域=南限である」って言われたら、
ゼッタイ忘れませんもんね、超貴重な「笹」だったわけです。
スゴイね、今まで忘れずにいて、ワタシに教えてくれるなんて…
最近ちょっとずつ、雑学的なことに興味を持つようになったワタシ、
好奇心の成せるわざ?
これだけは今年も失わないようにしようと思います(笑)。
(今まであまりにも知らなさ過ぎた…かな)

いろんな場所に行った時、「笹」を見る目が変わりそう…
ただ、最近の気候変動でこういう「説」にも変化が出てくる可能性はありますねぇ。

クマザサ(隈笹)(植木ペディア庭木図鑑より)
・京都を原産とするササの一種
・野生化したものが日本海側の北海道や本州、四国及び九州の山地に分布
・葉は長さ20~25㎝、幅3~7㎝ほどの大型で、両面とも毛はない
 節から伸びる1本の枝から4~7枚の葉が互い違いに生じる。
・新葉のうちは全面が緑色だが、秋が深まって寒気にさらされると葉の縁が白く枯死して模様のようになる。
 この様子を歌舞伎のメイクである「隈取(くまどり)」にちなんで、牧野富太郎氏がクマザサと命名した。

納得の説明でした、しかも、おまけの効能に
・クマザサに限らずササには多量の葉緑素、ビタミンC、B₁、B₂、カルシウム、
 多糖体等を含み、生活習慣病を予防する健康茶、化粧品、歯磨き粉、
 さらにはペットの口内炎対策に効果があるとして過剰とも思われる宣伝がなされているが、
 柔らかな葉を青汁にしたものや、春先に収穫した若葉で作るササの葉茶は、
 血液の弱アルカリ性化を期待して古くから飲用される

スゴイねクマザサ
なんだかね、あちこち出かけて「クマザサ」を見つけると、
嬉しくなりそうな話ばかり(笑)。

健康に気を付けて、いい年にしたいです
ではまた

2022/0109追記
 探湯(タントウ)神事・弓始め祭
伊賀の「岡八幡宮は、源頼朝の命により1190年に建立」。
 

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