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初めての「修正会」供物のお下がり、その後…

2024-02-17 00:46:59 | つれづれ思うまま
 再掲
節句盛」とよばれるお供え物の一つ。
山桜の木に「餅」を付けた『なりばな』(餅花とも)を戴きました。
「お札」は記念撮影用にむらい萬香園さんから借りましたけど…
『なりばな』と書いたもののなんのこっちゃさっぱりわかりません💦
という自分のために
  
(左) 過去に「やぶっちゃ温泉」に見本として飾られていたもの
(真ん中) 伊賀市HP「伊賀ぶらり旅」より
(右) 2/11当日に撮影したもの
下の方に見える「四角いお餅」は、『鬼頭』が載っているあの五段重ねの丸餅を細かくしたもの。
ゴツいです、硬いです。
『なりばな』の山桜の木に付けてあるお餅もかなり硬いです。
お供え物の数々の呼び名などは写真を見ていただくとして、
ともかく今は加工することに専念。
せっかく「お下がり」の「おすそ分け」を戴いた目出度いお餅です。
なんとかみんなで食べられるように加工したいと思い、家人の手を借りまず細かく砕きました…
この段階で、頭の中では「揚げアラレ」にするというイメージがわいていたので。

(本当ならカラカラに乾燥させるために「天日干し」を数日した方が良いのですが、
せっかちのワタシはファンヒーターの前で乾燥させてました、
ゆとりをもってするときは「天日干し」がベストです。)


無事に砕き終わりましたので「お札と記事とお餅」の記念撮影(笑)。

では、調理にかかりますが、
さすがに「揚げアラレ」って作った記憶がないのでネットで調べますと、
「低温でじっくり揚げる」のがベストのようです。
なぜなら「熱い油で揚げると芯が残ってしまう」から、かな。
フライパンに餅と油を入れてから火を点ける!と書いてありましたので
そのように進めます。

途中、料理をしてるぞ!という経過撮影です。
 
真ん中に少し黒くシミのような点々が見えるのは・・・
実は「山桜の木の皮」なんです、これは本物だという証なのでそのまま揚げます。

かなりじっくり時間をかけましたが、
フライパンにお餅をたくさん入れ過ぎたので
かえって時間がかかってしまった気がします。
お餅同士がくっついちゃうので苦労しました💦
今度チャンスがあったら慌てず騒がす少量ずつにしようと思いました。

さて
 
いい感じの焦げ具合で、カリッと揚がりましたよ、
この段階でいっぱいつまみ食いしちゃいました。
味見ですから仕方ないです(笑)。
あとは少々塩を振るだけのシンプル「揚げアラレ」の出来上がりです。

翌日(2/16)、朝からむらい萬香園さんにお届け、
 
常連さんに試食していただければ有難い。
みなさんの「家内安全・商売繁盛」の願いを込めて作りましたので…。

お店には過去20数年分の「お札」がびっしり、
  

ワタシはいただいた山桜をしっかり活けて

春の芽吹きを待つことにいたします。

なんだかいい春が来そうな予感がします。
「早く来い」。
「もうすぐ行くよ」って言われた気がします。

「修正会」お餅変身の巻、でした。
皆様には「美味しいよ」と言っていただけたので 良かったです。
ではまた

「修正会を守る人々 正月堂修正会」(地域文化資産 you tube)

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