今日 突然6歳の頃のことを思い出した。
セリがたくさんあるので今夜はすき焼きにしようと、白菜を切っていた時
芯に近いのは小さくて柔らかいので手でちぎっていたんだけどね。
それが思いだすきっかけだったみたい。
5歳で父親が病死して、母と2人の暮らしになってアパートに住んでいた時のこと。
母が食事の支度し始めて 野菜を手でちぎっていた。
私のおぼろげな 記憶によると
オカーチャンどうして包丁で切らへんの?
母は慌てて、包丁だと音がでるやろ?大家さんに見つかったら怒られるからな!
今も思い出せる。
当時住んでたアパートは共同炊事場があって、部屋の中に火を熾す物を持ちこんではいけなかった。
火事を怖れての事だったと思う。
でも寒い時は暖かいものを食べたい 食べさせたいと言う気持ちでコソコソしていたんだろう。
やっと煮炊きができて食べようとした時に 大家さんが来て 母が叱られていた。
やたらとリアルに思いだせたナ!
それから暫くして引っ越しした。
映画館が近くて毎週のように映画好きの母と観に行っていた。
もちろん大人の映画ばかりだったけど、それなりに楽しかったのにな~と私は残念だった!
大川橋蔵が好きだった という記憶。