内藤牧師のブログでコメンテーター

人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。

第291回「2024年・メジャーリーグの日本選手」

2024-04-11 15:14:13 | 日記
 今季から、ドジャースには超大型契約で大谷翔平選手、そして山本由伸選手も破格の契約金で入団しました。しかし、なんということでしょう。正に、人生その先に何が待っているのかは分かりません。大谷選手は通訳の水原氏の賭博問題でまさかの事態です。一方、山本選手は、韓国での開幕第2戦で、先発のマウンドに立ったものの、まさかの1回5失点での降板でした。しかし、山本選手はその後持ち直し、2回目の先発では5回無失点で勝ち負け付かず。そして、3試合目の5回無失点でようやく待望の勝利投手となりました。メジャーリーグでは、対戦するバッター全員が日本のプロ野球では四番バッターといった感じですから大変です。山本選手はそういう中、2試合連続で無失点ですから流石です。

 その一方で、ダルビッシュ有選手と同じパドレスに入団した元楽天の松井裕樹選手は、今のところ、リリーフピッチャーの役目を無難にこなしています。但し、楽天では勝ち試合の最後に登場するクローザーだったのですが、メジャーではセットアッパーです。それだけメジャーのレベルが高いということでしょう。鈴木誠也選手が在籍するカブスに入団した今永昇太選手は先に述べた山本選手以上の活躍を見せています。開幕戦で登板し、6イニングで2安打無失点9奪三振をマークして勝利投手となりました。昨年のWBC決勝のアメリカ戦では先発で登場し堂々のピッチングをしていますから、その流れをそのまま持続している感じです。

 そういう中で、これまでメジャーに挑んできた筒香選手が日本球界に復帰するようです。まあ良かったのではないでしょうか。日本で頑張ってもらいたいですね。筒香選手は、最近ではあからさまに「速球に弱い」と言われています。日本の野球とアメリカの野球、何が違うのかと言うと、バッティングのバットの構え方です。筒香選手が典型的な日本式のバットの構え方です。日本ハムファイターズで伸び悩んでいる清宮選手も日本式です。日本式バットの構え方はバットのヘッドをピッチャー寄りに向けるスタイルです。一方、アメリカ式バットの構え方は、バットのヘッドを自分の背中の方に向けます。ピッチャーの投げたボールが遅いと、日本式でも余裕で跳ね返すことが出来ますが、速いと一旦バットのヘッドを自分の背中の方に戻さなければならないので、その分、スイングに入るのが遅れます。言うなれば単純な問題です。

 大谷選手がドジャースに入団してから、ドジャースのトップバッターであるベッツ選手と3番バッターのフリーマン選手のバッティングをよくテレビで見ますが、正に彼らのバットの構え方はバットのヘッドを自分の背中の方に向けています。大谷選手はどうでしょう。バットのヘッドを高くしていますね。日本式とアメリカ式の中間といったところで、アメリカ式ではないですね。その分、パワーでバットの反動を加えて打球速度が速いのかもしれません。正直なところ、大谷選手はピッチャーとバッターの二刀流ですから、バッターとしての二刀流、スイッチヒッターで左ピッチャーに対しては右で打ってもらいたいですね。最後は聖書のことばです。「すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。悪はどんな悪でも避けなさい。(Ⅰテサロニケ5:21~22)」
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