サザンカの宿

登場人物:ろば太(夫)、せんた君(妻、趣味「洗濯」)、感謝くん(双子娘A、癇癪持ち)、めん・たい子(双子娘B、食欲旺盛)

(その19)

2007年10月31日 | 小説「女に生まれて」
アジアなまりの英語だった。
チェックインした時、
ウインクをしてエレベーターの場所を教えてくれた、
フロントの若い女性に違いない。
ジュモーンジ、ジュモーンジ。
とその時も面白そうに伸ばして発音していたから。
日本にいるときは、
十文字という苗字を、
何と大時代な名前だろうと身構えていたものだが、
こうして聞いてみると、
フランス語のようなエレガントな響きがあるような気がする。
そういえば、
私は大学の第2外国語で、
フランス語を取ったことがあるのだ。
鼻から抜くような発音で、、、。
ジュモーンジ。
ウィ。
トレビアーン。

「1階のカフェに来て欲しいとのこと。
 お仲間のサトミさんからです。」


山形ツアー準備で、
いろいろ調べ物してたので、
新しいブログ書けませんでした。
いやあ、メンゴメンゴ。


一昨年でーす。
な、なんと、
去年も書いていた!


騙し騙されピアノレッスン

2007年10月30日 | 子育て進行形
ろば太
「どれ、夕ご飯も食べ終わったから、
 ピアノの練習でもしようかなあ。」

めん・たい子
「あ”ー。
 だめだめ。
 今、たいちゃんやろうと思ったんだよ。」

ろば太
「あ、そう?
 じゃ、先にやっていいよ。」

めん・たい子
「はーい。」

”電子ピアノ”に向かい、
ひとしきり練習するめん・たい子

ろば太
「上手になったねえ。
 どれ、じゃあ、次はおとさんが、、、」

感謝くん
「だめだめだめー。
 今、感謝くん、弾こうと思ったんだから。」

ろば太
「あ、そう。
 じゃ、いいよ。
 おとさんは、その後で弾くから。」

”電子”ピアノの椅子に座布団を敷き、
子供用バイエル3の練習を始める感謝くん。

ろば太
「へえ、すっごく上手になったねえ。
 どれ、それじゃあ、
 いよいよ、おとさんが、、、」

せんた君
「だめだめだめー。
 次は、私が弾く番なんだからー。」

ろば太(小声でせんた君に)
「子どもに練習させるためにやってることなんだから。
 君が引っかかってどうするんだよ。
 子どもたちは、
 おとさんになら勝てると思って、
 それでムキになってるんだから。」

せんた君(小声でろば太に)
「分かってるわよ。
 でも私までピアノ弾き出したら、
 もう一台買おうよ、
 って話になるでしょ。
 今度は本物のピアノ買おうって。
 ひょっとしたら次はグランドピアノかもしれないし。」

ろば太(せんた君に小声で)
「誰が買うんだよ。
 君が欲しいだけだろ!」

感謝くん、めん・たい子
「2人が喧嘩してる間に、
 ピアノ練習しちゃおーっと。」



イラストは、
おとさんの邪魔をして
感謝くんが
♪無理無理♪で弾いている場面です。
大きくなったでしょ?
可愛くなったでしょ?


一昨年くーん。
「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃジャーん。」



夫思い

2007年10月29日 | せんた君失言集
ろば太
「あ、おはよほお!」

感謝くん
「ん?
 お、おとさん、ひどいよ。」

ろば太
「な、なんだよほぉ、いきなりひぃ。」

感謝くん
「お、おええ。
 参った。」

ろば太
「何のこと?
 ねえ、たいちゃはぁ、、、」

めん・たい子
「うわあ、ゲホっ、ゲホっ。
 ほ、ほんとだあ。」

ろば太
「どうしたんだはぁ、一体ひぃ?
 ああ、せんたくふぅん、、、」

せんた君
「げ、、、。
 ろばちゃん、
 胃の調子悪い?」

ろば太
「どうして分かったの?
 だってこの週末は、
 イタリア料理満腹コースに、
 カニに刺身でビールがぶ飲み合コン、
 珍○で鶏肉メインの中華三昧だったでしょ?
 迎えて翌朝の朝食が、
 何故かせんた君ご自慢の
 コゲコゲホットケーキだったし、、、。
 ごはん食べたいよほぉー。
 おかゆでいいんだよほぉー。」

せんた君
「うへえ。
 ちょ、ちょっとぉ、
 こっち向いてしゃべんないでよ。
 ゴホゴホゴホー。」

ろば太
「そ、そんなに臭いんだ、、、。
 どうしよう、
 せっかく練習したから、
 腹話術で話した方がいいかねえ。」

せんた君
「いやあ、それも変よ。
 あ、ここなら平気。
 ほら、このくらい距離を開ければ大丈夫。」

ろば太
「こんな3mも開けてしゃべるの変だよ。
 どうしよう。
 うーん、そうだ。
 マスクつけていこうか?
 安っぽい奴じゃなくて、
 花粉症対策に
 粉塵もシャットアウトするような奴、
 買ってあったでしょ?」

せんた君
「やめて、お願いだから、、、」

ろば太
「ど、どうして?」

せんた君
「そんなことしたら、
 ろばちゃんの方が、
 ・・・
 中毒死しちゃうわ。」



一昨年もヒドイ目に遭ってるなあ。
ボクって幸せなのかなあ。


お祝い用の稽古

2007年10月28日 | 合気道

土曜日の15時ごろから、
危険すぎる技として、
東京の本部道場で稽古しなくなったという
「腰投げ」
を自衛隊員Hさん相手に稽古しました。

頑健なHさんは、
投げられるたびに笑顔がふくらみ、
もう一回、
もう一回、
と執拗に迫るので、
こっちもその気になって、
何度も投げつけては
畳に仰向けに横たわるHさんの身体を
裏返してからまた持ち上げて腰に抱え、
「よいしょ」
と掛け声をかけながら叩きつけて
またHさんをひっくり返して持ち上げて
「よいしょ」
「どすん」
「ぺたん」
「よいしょ」
「どすん」
「ぺたん」
と繰り返すうちに、
Hさんの身体は搗き立てモチのように
粘り強くなっていくのでした。


ちわーす、一昨年でーす。





お気に入りの店

2007年10月27日 | 炉端でろば太
ろば太の住む○○市は、
昨今の市町村合併で
田舎町を急拵えで化粧直ししたもの。
よって、
中心市街地らしきものはなく、
メインストリートなるものもない。
ウィンドーショッピングをしようにも、
金物屋さんで始まる狭い商店街は
中間地点である燃料店を通り過ぎて
2軒目の金物屋さんが見えると
ほどなくして
派出所で終結となる。
油で綺麗にセットした髪が乱れてはいないかと、
人の目を気にしながら映そうにも、
そのウィンドーが、
「ない」
のである。
・・・
が、侮るなかれ。
この新しい市に(だぶん)1軒だけ、
県下有名店に引けをとらない
おいしいイタリア料理店があるのだ。
満腹合コンを夜に控えているにも関わらず、
所用で2週間そのイタリアンから遠ざかっていた
我々食通4人組は、
迷うことなく
そのレストランで
紅茶のおいしい淹れ方の要領を真似て、
人数分プラス1枚の
ピザを真っ先に注文したのだった。

注:イラストは、
  5枚目のピザが出てまもなくの、
  ろば太と感謝くんの表情です。
  4枚目まで幸せ気分だった感謝くんは、
  5枚目を見たとたん、
  腰を椅子に沈め、
  笑みを凍らせてしまいました。
  「もっと食べたい」
  という子どもの言葉を真に受けて
  追加注文しなければよかったと、
  後悔することしきりの
  ろば太だったのでした。
  (他にもパスタ1人前食べてたしね、、、。
   その日のスープもデザートもおいしかったですよ。)
  今度、みんなで行こう!(いつだ?)


おっとと一昨年



  

走り屋の俺っち

2007年10月26日 | 炉端でろば太
走り屋で鳴らしていた俺っちが、
まっすぐな直線道路でハンドル操作を誤り、
田んぼ脇の用水路にタイヤを取られ、
車ごと前回りしたのは、
今から12年も前の話だ。

真っ黒な道路を走っていたはずなのに、
気が付くと
目の前に小川が伸びていて、
表面が時折
キラッキラッと反射する光りの粒が
俺っちを手招きしているようにも見えたんだ。

俺っちは車ごと消えてなくなって、
いつの間にか、
天の川有料道路を走ってるんだな、
なんて考えちまったぜ。

ゲロゲロゲロゲロ
なんて合唱が聞こえてきたから、
随分安っぽい鎮魂歌だと思って聞いていたが、
そのうち頭に血が昇り、
息苦しさも感じ始めてきたから、
なんだい、
ひょっとして俺っちは
まだ死んじゃいねえんじゃねえか、
って誰かに呟いちまったぜ。
あん時俺っちは、
誰と話してたんだろうな?

ぼーっとしている間にも
通り過ぎる車のヘッドライトが途切れることなく、
カメラマンのフラッシュのように
さんざん俺っちを照らしてたっけ。

俺っちは天地逆さまになったまま、
シートベルトを外し、
ヒジでもってドアを押してみたが、
何の反応も返ってこなかった。
俺っちはここで、
一生暮らすんだろうか、
なんて一瞬の間に考えちまったぜ。

気を取り直して、
ヒビの入ったフロントドアを拳で突き破り、
四つん這いになって
ガラスの輪くぐりをやって脱出したんだっけな。

ほら、見てみな。
俺っちの左手首に
縦に1本太いスジが通ってるだろ?
これはその時ガラスでやっちまった傷なんだよ。
丁度、
親指と人差し指の間から、
突如として現れた「生命の川」が、
カーブを描いてゆっくりと下りきたって、
手首のあたりで、
波紋のような
妙な横縞に取り込まれちまうあたりだろうな。

その辺でおしまいだった俺っちの生命の線は、
その傷のバイパス工事のおかげで、
幾分か太く長く伸びたことになるわけさ。

今度会ったとき、
その傷を見せてやるよ。
撫でるとご利益があるって話だぜ。
それでも俺っちは、
そこで終わったりもしないけどな。


何書いてんだろ?
ま、一昨年の内容でもどうぞ。






山形で、したいこと見たいもの

2007年10月25日 | 欧州留学時代の御学友の皆様へ

おこんばんは。
山形ツアーの準備進んでますか?
私はまだ、
山形がどの辺にあるかが分かったくらいです。

とはいえそんなに先の話ではありませんから、
したいこと見たいもの食べたいもの等々、
思いついたことを備忘用に書き留めてみることにしました。
みなさんも何か
心騒ぐ(あれ、いい意味では使わないはずだぞ!)
ことあればお知らせください。

1位 日本酒「十四代」を飲むこと、買うこと
   (福島(仙台も)ではなかなか手に入りません。)
2位 国重要文化財「文翔館」の喫茶コーナーで談笑すること
   (ラスクがおいしいらしい。)
3位 うーん
4位 うーん
・・・

結局、
みんなの笑顔が一番ってことだ、うん!

(無理にまとめるな、
 と言われそう、、、。
 山形で山形を山形だったら山形なのに山形ってやっぱり、、、
 今、、、考え中です。)


一昨年、、、、、。
子どもたちの小遣いが、
合コン会費に流用されているとは、、、。



業務連絡「ご利用は計画的に」

2007年10月25日 | 合コン友の会の皆様へ
合コンぎゃるズの皆さま、こんばんは。

会場手配しましたのでご案内いたします。
 会場、「フラワーダンス」
 開始時間、「17時45分」です。

昨日「18時開始」とお知らせいたしましたが、
お店に予約電話を入れたところ、
「17時45分までの開始だと、
 ズワイガニ&タラバガニ盛り合わせ
 お付けできますよ。」
とのことでしたので、
15分繰り上げて
「17時45分開始」
で予約を入れました。
カニなんスから、いいッしょ?
(注:カニのこととなると、人が変わります。)

この15分の人為的操作が、
後々会員各位の運命にどんな影響を与えるのか、
カニの味噌汁ですぅ。
(そうッスよ。
 どうせ、以前使ったネタっすよ。
 「神のみぞ知る」、ってこと。
 いいッしょ、別に?)

なお会費につきましては、
男性陣に負荷を掛けて算定しておりますが、
3枚ほどいただくようになろうかと思います。
あしからずご了承ください。

なお、
当会では、
何か実りがあった場合の成功報酬、
なかった場合のお礼奉公等は、
一切お受けできませんので、
安心して心穏やかに会事業にご参加ください。
(ただし、
 会長(ろば太)が、
 予期せぬ事態により
 家族関係で不幸な境遇におかれた場合、
 執拗に臨時会合召集を求めることがありますので、
 人生設計を立てる際は、
 あらかじめ功罪をご斟酌ください。)

どうしても
あんなことこんなこと
喜びを分けてあげたい
あるいは憂さ晴らしをしたい
はたまた罪を償いたい(?)
という場合は、
個別の事情をご相談ください。

それじゃ、


大石?石田?大田? あいや、大石田でござる。

2007年10月24日 | 欧州留学時代の御学友の皆様へ
銀山温泉に向かうために、
私たちが避けて通れないのが「大石田町」。

まずは山形県の形を思い浮かべてみましょうか。
40代男性を対戦相手に、
こちら側からみて左側を指さして
アッチ向いてホイで勝った場面を想像してください。
左を向いてポカンとしている相手の横顔、
それが山形県ですね。

電車で銀山温泉に向かう場合、
大石田駅で下車することになりますが、
その大石田駅は、
40代男性横顔の
「こめかみ」のあたりに位置しています。
このことから推しても、
大石田がいかに重要であるかが伺い知れます。

大石田ってどこ

何でも「そば」で有名な地域のようで、
(以下、このページからの抜粋)
 平成13年11月に環境省のかおり風景100選に
 「大石田町そばの里」が認定されました。
 かおり風景100選とは、
 その地に住む人々や訪れる人々にとって
 心地よいと感じる「かおり」であり、
 自然景観はもちろん、文化、生活、歴史などの
 社会的背景を含め将来に残したい風景をいいます。
 この栄誉ある認定は、
 そば文化を大切に育んできた大石田の風土と、
 そばを愛する多くの人々が
 大石田をめんごがって(可愛がって)くださったお陰です。

とのことで、
今年は、10月27、28日に、
最大の呼び物、
新そば祭りが催されるそうです。
ん?
私たちが行くときは、
祭りの後なんでしょうかねえ。

で、
もっと書きたいことあるんですけど、
12時過ぎちゃったので、
また今度ね。
(旅行終わってからだったりして)


一昨年の10月23日24日


事務連絡 【合コン、しましょー!】

2007年10月23日 | 合コン友の会の皆様へ
合コンファンのみなさんコンバンハ。

やっと自衛隊隊長と会うことができました。
先週、隊長の留守電に
「例の日で都合よければ、連絡ください。」
と吹き込んでおいたんですけど、
ろば太の声が小さくて聞き取れなかったんだそうです。
ホホホ。
育ちが上品で御免あそばせ。

自衛隊側はすでに人選を終え、
精鋭部隊で臨みたいとのことですが、
皆様のご都合はどうでしょう?

前回の合コンで何か芽生えそうだからとか、
急遽、他の飲み会が入ったからとか、
事情が変わってしまったでしょうか?

ご連絡お待ちいたしております。

では、
ちょいとお風呂に入ってきて、
ワインを飲んで気分が盛り上がれば、
ブログ再開します。



一人潜伏中です。

2007年10月22日 | 子育て進行形
ろば太
「二人とも静かだね。
 何してるの?」

感謝くん
「ワンちゃんのために、
 折り紙で色々作ってたの。」

めん・たい子
「感謝くん上手なんだよ。
 ワンちゃんが喜ぶように、
 ベッドとお家作ってくれたの。
 折り紙でだよ。」

感謝くん
「ちゃんと鎖つないでおく棒も作ったんだよ。
 ワンちゃん喜ぶように。」

ろば太
「喜ぶかな?」

めん・たい子
「喜ぶよー。
 ワンワンって言ってるもん。
 ああ本物のワンちゃん飼いたいなあ。」

ろば太
「たいちゃんは、
 イヌが好きなんだ?」

めん・たい子
「うん。
 でもイヌだけじゃないよ。
 ネコもゾウもパンダも、
 みーんな大好き。」

ろば太
「そうか、
 たいちゃんは将来、
 飼育員になるといいかもね。」

めん・たい子
「何それ?
 シークイーン?」

ろば太
「おお、そっちも水着っぽくてラブリーだけど、
 あのね、
 飼育っていうのは、
 動物の面倒をみることなの。
 飼育っていうのが好きで、
 そういう風に動物のお世話をする人のことを
 飼育員っていうんだよ。」

めん・たい子
「ふーん。
 飼育っていうのが好きだからか、、、。
 いいなあ、飼育員になりたいなあ。
 ねえ、感謝くんも飼育員になりたい?」

感謝くん
「やだ。
 なりたくない。」

めん・たい子
「どうして?
 もっと好きなことあるの?」

感謝くん
「うん。
 感謝くんはね、
 いろいろ作るのが好きなの。
 学校でも何か作る授業が好きなの。」

めん・たい子
「ああ、工作か。」

感謝くん
「うん。
 だから、、、
 ねえ、おとさん、
 えーと、工作員、
 でいいの?」



一昨年、、、。
なんとその後、
2本の西洋梨の1本が枯れてしまい、
今年は実がならなかったのでした。



お茶会でした。のお知らせ

2007年10月21日 | お稽古メモ
梅さん、ムラさん、お今晩は。
日曜日はお茶会だったんですよ。
連絡先教えてくれれば、
電報で知らせたのに、、、残念でしたねえ。

で、
今回のお茶会では、、、
先生の旦那さまの御友人で、
書道家として個展も開いていらっしゃる
凡林(はんりん)さんという方がゲストとして招かれ、
招かれなのに何故か、
出席者全員への短冊書きを強要され、
怒り心頭を包み隠した笑顔で
大きな身体を揺すりながら筆を進め、
われわれ社中一同は、
上記写真の記念品をいただく栄誉に浴することができました。
押しの強い先生って、
素敵ですね!

他に特記すべきことは、、、
そうそう、
今年度新たに入門された美しい奥様が、
双子たちと稽古日が一緒らしく、
お茶会恒例の自己紹介で、
双子ちゃんに会うのが何よりも楽しみです、
と挨拶したかと思えば、
会席後の写真撮影でも双子たちを膝に抱え、
何度も何度も頬を撫でて
可愛い、可愛い、
と言っていました。
ま、親として悪い気はしませんから、
あくまでも礼儀として、
謝意を伝えるために、
散会に際してろば太は、
双子たちを両腕に抱きかかえて、
爽やかな笑顔で何度もお辞儀をしたのです。
礼儀ですからね、単に。

ろば太
「あの奥さん、
 本当に双子姫が可愛いのかなあ。」

せんた君
「どうして?」

ろば太
「犬を散歩させてる可愛い女の人がいると、
 ホントは犬なんて好きじゃないのに、
 女の人に近づくために、
 犬をダシに使うときあるでしょ?」

せんた君
「だれが?」

ろば太
「ボク、
 じゃなくて、男の人って。」

せんた君
「それで?」

ろば太
「そんな風にさあ、
 双子たちをダシに使ってるんじゃないの?」

せんた君
「誰が?」

ろば太
「ボク、
 じゃなくて、
 あの奥さんだよ。」

せんた君
「何のために?」

ろば太
「ボクに近づくために」

せんた君
「ろばちゃん、
 分かり易いわね。
 今度はあの奥さんが好きになったんでしょ。
 綺麗だもんね。
 何なら、私をダシに使ってもいいわよ。」

ろば太
「お、素敵なせんた君なら、
 最高のダシが取れそうだな。」

せんた君
「褒めてるつもり?」

ろば太
「あれ、何で怒ってるの?
 はっ!
 ・・・
 お、おーい、
 双子ちゃんたちー!
 一緒にお風呂入ろうよー。
 ねえ、こっち来てよー。」






ゆめ日記

2007年10月20日 | 双子姫作品集
枕元にノートを準備して眠りにつく双子たち。
なんでも、
朝起きてから、
見た夢をノートに書き写すそうな、、、。

感謝くんのゆめ日記
学校でおみせやさんごっこをやりました。
わたしは、ルナちゃんとペアをくみました。
カレーやさんでした。
おきゃくさんが10000人くらいきました。
めん・たい子ちゃんがコロッケやさんだったから、
「いっしょにやろうよ。」
とわたしがいいました。
だから、
カレーコロッケにしました。
そしたらおきゃくさんが、
10000000000人くらいきました!
すごくたのしいです。
おうちでも、やれるといいです。

めん・たい子のゆめ日記
学校でおみせやさんをしました。
わたしは、モカちゃんとペアをくみました。
わたしはコロッケやさんをひらいて、
感謝くんは、
ふりかけやさんをひらきました。
わたしは、おきゃくさんが2~3人しかきませんでした。
でも、かんしゃくんのおみせは0人でした。
おひるのとき、
自分のコロッケと、
感謝くんのふりかけをかけておべんとうにしました。



性格判断、できそうですね?
あなたなら、
どっちと付き合いますか?


山形講座入門編(その1)

2007年10月19日 | 欧州留学時代の御学友の皆様へ
年に一度の同窓会が近づいて参りました。
既にご案内のとおり、
今年の開催地は山形県でございます。
(お客様にお願いいたします。
 モノを投げないでください。)

過去振り返ってみますと、
プレ同窓会が京都、
第1回が福島
第2回が北海道
第3回が大分
そして今度の山形が第4回目となります。

第1回目2泊3日の宿泊場所が
ろば太邸(小屋との話もある)でしたが、
第2、3回を欠席しておりましたので、
恥ずかしながらろば太にとっては、
今回の山形県が、
初めての国内ツアー参加となります。
(最初で最後との話もございますが、、、)

山形、、、
子どもだましの甘さでごまかそうという
現在の食の流通のあり方に背を向け、
無口な職人のように伝統を実直に守り抜く、
それが山形県なのでございましょう。
その独特な食文化に心惹かれまして、
みどものせんた君が毎週定期的に購入する食材は、
今ではほとんど全てのものが
山形県産となっている次第でございます。
つまり、
ろば太の身体は、
ほとんど全て山形県産で出来ている、
と申し上げてもよろしいくらいなのです。

ところが、
ほぼ完全に山形県産である筈のろば太は
果たしてどのくらい理解しているのでしょうか?
先ごろ初めて、
山形県の形が人の横顔であることが分かったばかりで、
山形ツアー幹事役のユウさまからいただくメールで
「銀山温泉旅館のバスが大石田駅まで送迎」
等々の有難い情報をいただいても、
山形県の横顔を向いた白地図のどの位置に
大石田駅を置いていいかも分からず、
?マークを刻むことしかできません。

そこで今日から少しずつ、
先ずは自分のために、
そして山形を愛する全世界約10人の皆様のために、
山形を理解するための講座を開くことにいたしました。

山形に関心のない方、
忘れてしまいたい方、
聞き覚えのない方は、
過去記事等でお楽しみくださいますようお願いいたします。

(という前口上のみで、
 講座本編は次回からスタートなのです。
 だって明日は、
 朝6時出発の休日勤務なんですもの。ふふふ。
 ちなみに地図の矢印の位置が銀山温泉ですよ。
 次回は手書きのイラスト等で
 標準語で
 分かりやすく解説しますね。(予定)
 と、思いましたけど、
 ろば太も業務多忙となり、
 また、誰も期待していないこともありますので、
 手書きイラストは止めにしました。(確定))



一昨年のせんた君
相変わらずだな。


振り替え休日なのです。

2007年10月18日 | 炉端でろば太
ヤッホー、
みなさん仕事(残業含む)してますか!
ろば太は休日勤務の振り替えで、
本日お休みをいただいております。

胸の奥までもスッキリと抜けるような青い空、
深呼吸のようにぽっかり浮かぶ白い雲、
すべからく
日ごろのろば太の激務を労うため
お天道さまがご用意してくださったのでしょう。
すべての人、
ただしろば太を苦しめる人以外、
そして先着10名、
という限定付きながらも
世界中の人々が幸せになりますように、
と心から誓った後、
車を走らせること約1時間。
本日の目的地、
アサヒビール園に到着いたしました。

腰痛から奇跡的に回復したせんた君が、
いつの間にか誕生日が過ぎていたことを恨めしく思い、
「誕生プレゼントはジンギスカンで決まり!」
の横断幕を冷蔵庫に張り出してから数週間経過し、
「子どもたちが学校に行っている今日こそ、
 我に祝福を与えたまえ」
とさも苦難を耐え忍んだかのように祈りを捧げたので、
お天道さまに見初められた神の申し子ろば太は、
恭しく
「はーい」
と答えてハンドルを握ったのでした。

席を案内されるより先に
戒律を無視するかのように
特選ラム肉エゴマ豚肉牛肉さらにはタラバガニの
食べ放題飲み放題コースを頼み、
少しでもお腹に隙間を作るため
男女に分かれた別室で事前準備に励むせんた君でしたが、
付き添いのダンディな男が
どうやら運転役であることを見抜いた店員が、
「飲み放題はグループの方全員の適用となりますが、」
と暗に、飲めないお宅さんも
見栄を張って飲み放題料金払うつもりか、
と読み下して復唱してくれたおかげで、
飲み放題は単なるいい間違えで、
今日は体調が優れないから、
ビールは中ジョッキ1杯だけでいい、
とせんた君が席に戻る前に
辛うじてろば太は注文を撤回し得たのでした。

席に着いたせんた君は案の定、
あられもない姿で現れたラムの肉林に溺れ、
1杯目のビールを飲み干して以降、
冷や水しか姿を見せなくなったことにも気付かず、
「ああ、ラムちゃん。ラムちゃん。
 なんて君は軟らかいんだ。」
と頬で撫で回すばかりに引き寄せ、
あらぬ方向を見る眼差しで、
カウントすることを止めて久しい幾度目かの誕生日を
羊のように押し黙ったろば太に見守られて
楽しく迎えることができたのでした。

おめでとう、せんた君。

(追記)
お家に帰ってから、
お役御免で今度は一緒にビールを飲めるぞ、
とグラスに注いで正座で待っていたら、
「めん・たい子が風邪をひいて、
 夜中に『また』救急病院に行くかもしれないから、
 ろばちゃん、頼むわね。」
って僕のこれまでの努力と成果を評価してくれることを言ったから、
僕はビール飲まなかったよ。
ううん、我慢なんてしてないよ。
そうしたかったんだよ。
そ、そうだよね、
僕は、幸せになっちゃ、
いけなかったんだもんね、あはは。


一昨年か、、、。