サザンカの宿

登場人物:ろば太(夫)、せんた君(妻、趣味「洗濯」)、感謝くん(双子娘A、癇癪持ち)、めん・たい子(双子娘B、食欲旺盛)

漬物の君

2007年10月08日 | 炉端でろば太
ようやく新米が出回り始めました。
炊きたて御飯においしい漬物があれば、
他のおかずは要りませんよね。
(肉食主義者のせんた君とめん・たい子は、
 ここで大きく首を横に振ります。)

接写し過ぎて少しボケちゃってますけど、
この新米ごはんの上に乗っているのは、
テレビなし仲間
(というよりテレビなし先輩)
の大盛さんからいただいた漬物なのです。

メールで
「しそのみのつけものいりますか」
とあったので
シソだけの漬物なんておいしいんかいな、
と思いながらも
いただくものは遠慮なく
与える愛は惜しみなく
借りたお金は3日後に
の家訓を守り、
出来立ての漬物を頂戴していたのでした。

ろば太に対する溢れんばかりの愛情を醤油に換え
募る思いを揉みキュウリに託して
丁寧に丁寧に仕上げたのでありましょう
みじん切りし損なって
里芋ほどの大きさのまま漬け込まれた生姜でさえも
中までじっくりと醤油味が沁み込んで
口にするろば太の激しい涙をいつまでもいつまでも誘うのでした。

「とてもおいしい漬物でした。
 (現在の)妻には内緒ですが、
 本当は、
 こんな漬物を作ってくれる人と
 一緒に暮らしたいと、、、」
と思わせぶりなつもりのようなっぽいメールを送ったところ、

「作ってくれたお婆ちゃんに、
 メール転送しておきました。」
との思いやりのある答えが返ってきたのでありました。


という冗談はさておき、
大盛さま、お婆さま、
本当にありがとうございました。
食べ切ってしまった暁には、
また催促のご連絡をするかもしれませんので、
どうぞよろしくお願いいたします。


一昨年のコーナーでーす。