『秘密のひととき』赤川 次郎著
秘密を知られないように嘘をつく(重ねる)、それをネタに脅迫する(される)。 それを阻止するために罪を犯す。 こんな感じでミステリーというのは出来上がっていくのがパターン(。´・ω・)?
昔、松本清張の作品にはまってしまい読み続けているうちに頭の方が固く?凝り始めた?際に、ほぐし効果を狙って読んだのが赤川次郎作品でした。 まるでマンガを読んでいるような気になる登場人物に癒され(ミステリー作品なのに吹き出してしまいそう???で)助かりました。
読後に爽やかな風が吹き抜ける(一寸オーバー?)感じでした。(です)
人には秘密の一つや二つ、嘘をつくことだって・・・生きているのだから? それが犯罪に結びつくかどうかは別として、ですよね(^_-)-☆
「路地裏の天才」~何事も仕掛けや種があるもの!?
「眠れ、よい子よ」~奇妙な母の行動を探るうち、父母の秘密を知った娘は!?
「名優キャット」~子供だからと侮るなかれ、大人より強かで世間をよく知っている!?
「気まぐれな犯罪者」~確信犯?と思わせる主婦の犯罪?の数々(裕福な父が雇った探偵によって後始末がされていた)はとってもスマート!?
「生きる歓び」~老人(老人でない人も)の悲哀!?
等などが描かれていましたが、気持ちが沈むことはありませんでした📚