あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

Memories of cinema 2018 8~10月

2023年11月15日 19時19分16秒 | 映画鑑賞

2018年映画鑑賞🎦のつづき( ^ω^)・・・

 

8月鑑賞🎦 1本目 Total-17本 大阪ステーションシネマにて・・・『スターリンの葬送狂騒曲』原題:The Death of Stalin(スターリンの死)
粛清という恐怖で国を支配していた絶対的独裁者スターリンが急死し、厳かな国葬が執り行われる一方、その裏では次期最高権力者の座を狙う側近たちの熾烈な争いが繰り広げられました。 1953年の旧ソ連を舞台に、独裁者スターリンの死によって巻き起こった政権内部の争いの様子を辛辣かつコミカルに描き、ロシアで上映禁止となって話題を集めたというブラックコメディでした。

9月鑑賞🎦 1本目 Total-18本 ブルク7にて・・・『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
原題:Mamma Mia! Here We Go Again(さ~行くよ)って感じですかね・・・ 
「ABBA」のヒット曲で構成された映画「マンマ・ミーア!」の10年ぶりとなる続編。 
主人公ソフィがホテルの開業を目指して奮闘する現在と、ソフィの母ドナの若き日である1979年の物語を交錯させながら、母から娘へと受け継がれていく物語。 前作同様「ABBA」の曲も含め理屈なく楽しめた作品でした。

 

10月鑑賞🎦 1本目 Total-19本 TOHOシネマ梅田にて・・・『コーヒーが冷めないうちに』 
有村架純演じる娘、数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂が・・・ 
過去に戻るには面倒なルールがいくつもあって、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。 今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳(実は夫婦です)、なぜか妹から逃げ回っている八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れていました。 ある席に座りコーヒーが冷めないうちに飲み干して帰ってきた人たちは、それぞれに自分を見つめ直し前に進んで行きます。 その内容には泣きどころがイッパイでした。 タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていくのです。 母のことで、ずっと思い悩んでいたのでした。 

10月鑑賞🎦 2本目 Total-20本 イオンシネマ大日にて・・・『若おかみは小学生』
小学6年生の女の子「おっこ」は交通事故で両親を亡くし、引き取られた祖母の経営する旅館「春の屋」で旅館に古くから住み着いているユーレイ少年のウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館の跡取り娘・真月らと知り合うことに・・・「おっこ」は、ひょんなことから春の屋の若おかみの修行を始めるのですが、失敗の連続に落ち込む日々でした。 そんな中、不思議な仲間たちに支えられながら次々とやって来る個性的なお客様をもてなそうと奮闘するうちに、少しずつ成長していくというお話し。 ウリ坊との別れ、ライバル旅館の真月の妹との別れは若女将として成長した証だったのですね。 大人が観てもイイですよね(^_-)-☆

  

10月鑑賞🎦 3本目 Total-21本 テアトル梅田にて・・・『教誨師』 
2018年2月に急逝した俳優・大杉漣の最後の主演作にして初プロデュース作で、6人の死刑囚と対話する教誨師の男を主人公に描いたものでした。 
教誨師とは、受刑者の道徳心の育成や心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く人のこと。 
死刑囚専門の教誨師である牧師・佐伯は、独房で孤独に過ごす死刑囚にとって良き理解者であり、格好の話し相手。 
佐伯は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、そして死刑囚が心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩していたのです。 そんな葛藤を通し、佐伯もまた自らの忘れたい過去と向き合うことに・・・ 大杉連の遺作となりました。

10月鑑賞🎦 4本目 Total-22本 テアトル梅田にて・・・『散り椿』 
直木賞作家・葉室麟(2017年に亡くなられましたが・・・)の同名小説を実写映画化したものでした。 藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛に連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で新兵衛に最期の願いを託すのですが・・・ 
それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものでした。 
そして故郷の“散り椿”を自分の代わりに見届けてほしいとも。 妻の願いを叶えるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙することに。 過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったのですが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていたのです。 
主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊、新兵衛の妻・篠に麻生久美子、篠の妹に黒木華、篠の弟に池松壮亮らが出演でした。 
映像が綺麗でした。 さすが木村大作!(カメラマン)黒沢監督のもとで関わってきただけのことはありますね。

 10月鑑賞🎦 5本目 Total-23本 テアトル梅田にて・・・『日々是好日』 
「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされ、母からお茶を習うことを勧められ気のない返事をしていましたが、お茶を習うことに乗り気になった従妹の美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出すことに。 見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなりました。 就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていくというお話し。 主人公の典子役を黒木華、従妹の美智子役を多部未華子がそれぞれ演じ、本作公開前の2018年9月に他界した樹木希林が武田先生役を演じた作品でした。 多部未華子、黒木華のお二人は好きな女優さんたちです。


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