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あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2023年8月

2023年12月09日 10時18分34秒 | 映画鑑賞

Instagramでご紹介していたのですが(しています・・・)、投稿順にオーバフロー状態になっていることに気付き、ブログでカテゴリー分類する作業を進めて来ました。 映画好きの勝手な投稿にお付き合いいただいている方々ありがとうございます。 来年(2024年)からは鑑賞の都度ご紹介していきますので・・・ヨ・ロ・シ・ク( `・∀・´)ノヨロシクでございます(^_-)-☆
映画はヤッパリ映画館で💺🎥💺 観逃がした映画はお気に入りの映画館で💺🎥💺 それでも観逃した映画はどうしよう???🎦

 

映画鑑賞🎦 2023年8月 1本目 Total-32本 京都みなみ会館にて・・・『青いカフタンの仕立て屋』
原題:Le bleu du caftan(青いカフタン) フランス・モロッコ・ベルギー・デンマーク合作
モロッコの伝統衣装であるカフタンドレスを仕立てる店を営む夫婦と若い弟子の青年、それぞれの心の様子が静かに映し出されていました。 
伝統、宗教、同性愛といった簡単には理解が難しい問題を淡々と・・・ 伝統を守ってカフタンを仕立てる夫、癌を患い余命宣告されている信心深い妻、カフタンの仕立てを手伝う弟子の青年(夫に好意を抱いていて、夫も同じ思いを持っている)この3人の複雑な関係は妻が夫に伝えていた言葉がラストシーンに表れていたようです。 「愛することを恐れないで」と・・・ 夫が同性愛者だと知っていたから出た言葉だったのでしょう。 
この事実を知っていたのは、夫と弟子の青年二人にハマム(公衆浴場)へ行くように促していた場面でも想像できます。 妻の夫への愛は、男女を越えた人間愛だったのでしょう。 何年前だったかな?観た「リリーのすべて」を思い出しました。 あの映画は自分の中の女性にめざめた夫を見守り続けた妻の姿を・・・ 人間って、なかなか一筋縄ではいかないものです。 
「あのロイヤルブルーの布地がいい」と言った客に、仕立て屋の夫が「ロイヤルブルーではない、あれはペトロールブルーだ」と言い返すシーンが印象に残っています。 妻の死に際し、白く覆われた布を外し「青いカフタン」に着せ替えてあげていました。 
精魂込めた「青いカフタン」でした。 実は、有力者の妻から注文されて制作中のものだったのですが・・・
近所の主婦の葬式を見ていた妻の言葉を覚えていたのです。

映画鑑賞🎦 2023年8月 2本目 Total-33本 シネリーブル梅田にて・・・『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』
原題:Simone, le voyage du siècle(シモーヌ・世紀の旅)英題:Simone, a Woman of the Century(シモーヌ・世紀の女性)フランス制作 
観終わってみて、邦題には少し違和感を感じます。(もっとシビアに捉えるべきでは?・・・) シモーヌ・ヴェイユは、フランスの政治家でホロコースト体験者でもあり、女性初の欧州議会議長を務めました。 この映画を観ていてかなり前に観た「サラの鍵」という映画を思い出しました。 フランスのユダヤ人狩り?ともとれるやり方に、やり切れない思いが残ります。 戦争って本当に何の意味があるの? 虚しい、苦しい、悲しい思いがあるだけです。 この主人公の行動は、辛く苦しく悲しい経験が彼女に起こさせたものでした。 
いつになったら平和が守られる世の中になるのでしょう。

 

映画鑑賞🎦 2023年8月 3本目 Total-34本 シネリーブル梅田にて・・・『ふたりのマエストロ』
原題:La Scala(スカラ座) フランス制作
父と息子がミラノのスカラ座で指揮棒を振る姿が感動的だったので原題には納得かな? 指揮者の父子(普段から余り仲が良いとは言えない状況) ミラノ・スカラ座の音楽監督への就任を依頼する電話が父親の携帯に掛かってくるのですが、それはスカラ座総裁の秘書が連絡相手を息子と間違えたものでした。 父子共にライバル心を持っているので真実を明らかにするのは難しい・・・ 父に真実を伝えようと手紙を書く息子ですが、それを渡せずに時間だけが過ぎて行き最悪の?状況で事実を知ることになった父でした。 その後息子と向き合うために部屋を訪れ、お互い思いをさらけ出すことができたのでした。 ラストでふたりが並んで指揮棒を振る姿は爽快でした。 このふたりを見て、息子がその息子(上手く弾けないところがあると父に教えを乞うシーン・・・)とピアノを並んで弾いている姿(父が左手で、息子が右手で弾くシーン・・・)を思い返しました。 
もう1本観たい映画があったのですが、素敵な音楽の余韻を残しておきたくて🎶(^^♪ 次回にして帰ることにしました🎥

映画鑑賞🎦 2023年8月 4本目 Total-35本 MOVIX京都にて・・・『高野(たかの)豆腐店の春』
※「こうや豆腐」ではなく「高野さんが作る豆腐」です!!  尾道の美しい風景を舞台に、職人気質の父・高野辰雄(藤 竜也)と、明るく父親譲りの豆腐愛の強い娘・春(麻生 久美子)を、温かく時にはお節介に見守る人たちの、真っすぐだからこその可笑しさが微笑ましくもあり、ホロっともさせられました。 雑味の無い、すっきりとした、気持ちの良い映画でした。 
藤 竜也さん、お元気ですねヽ(^o^)丿 5月に観た「それいけ! ゲートボールさくら組」での元気なリーダー役も記憶に新しいのですが、何年か前に観た「しあわせのかおり」での厳しい中華料理人も思い出していました。 好い歳を重ねて来られたなぁ~と感じて気持ち良い時間でした。 
タイトルにある「・・・春」は娘の名前でもあるし、父と娘に訪れた「春」だったのかな(^_-)-☆
映画鑑賞の後、美術館「えき」KYOTOで開催していた「絵本作家 谷口智則展」を観たいと予定していたので、久々のMOVIX京都でした。

コメント
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