3451）岩手彷徨 宮古行最終列車（中編）

　ゆうちょ銀行で電子決済サービスを悪用した郵貯不正引き出しが大きなニュースとなっていましたが、昨日昼休みに郵貯を名乗る方から一連の不祥事を詫びる電話がかかってきました。現時点で被害に遭っていないので「わざわざご丁寧に」と返答して電話を切ろうとしたら、今度は低金利の話をし始め、イデコ（確定拠出型年金）への加入を勧められました。お詫びで終わっていれば「郵貯も大変だなぁ」となるのですが、反省と同時にセールスされてしまうと、前段のお詫びも薄れてしまうような気がします。


　
　宮古行最終列車の続きです。
　上米内からは区界に向けてひたすら上ります。灯も無く我が列車の室内灯が照らす範囲しか見えません。上米内から30分、ひたすら上り続けて着いたのが区界。かつては運転上の要所で、１日当たりの乗車人員１人にもかかわらず駅員がおり、快速も停車していましたが、今は無人駅。交換設備も撤去され寂しい限りです。


（夜の区界駅名標）

　４名の客に動きは無く、区界を発車すれば、あとは閉伊川に沿って宮古市街へ下るだけです。数分で松草に到着し１人が下車しました。すぐそばに国道106号線のバス停もありますが、列車を選ぶとは鉄ちゃんでしょうか？

　その松草、駅舎が新しくなったように見えました。


（松草駅）

　今度昼間に106号線を走る機会があれば、改めて確認しようかな。

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