1023) 房総ワンデイハイク 銚子市（11景目 浅間・愛宕神社）

　昨日の東京圏は「寒い」と思う程の涼しさでした。全国各地に被害をもたらせた台風６号（マーゴン＝香港で「馬の鞍」の意）ですが、猛暑の熱気も持ち去ってくれたようです。しかし今日は夏日、明日からは真夏日の予想が出ています。つかの間の涼しさを味わった身にはより堪える暑さとなるでしょう。皆様もご自愛下さい。


　房総ワンデイハイク、川口神社に手を合わせると正午となりました。同じ道を戻っても面白くないので、地図と相談の結果、銚子電鉄の本銚子駅をゴールにしようと歩き始めました。路地を曲がったりしながら銚子電鉄の線路沿いの坂道を上り始めると、左手に急な石段が現われました。石段手前の鳥居には「浅間神社」の額が掲げられていました。


（見ると上りたくなった浅間神社石段　－銚子市後飯町 2011/05/15－）

　息を荒げながら石段を上がると正面に拝殿が建っていましたが、「浅間神社」「愛宕神社」と２つの額が掲げられていました。「浅間神社」は「安産・航海・漁業・農業等の守護神」で「愛宕神社」は「防火・恋愛・縁結び等の守護神」ですが、このような造りの神社はあまり記憶にありません。無意識に拝殿中央で手を合わせましたが、良かったのでしょうか？


（愛宕・浅間神社拝殿　－銚子市後飯町 2011/05/15－）

　拝殿の左側に回れば、先程歩いた銚子漁港が木々の隙間から見えました。大した距離ではないのですが、こうやって見ると「歩いたなぁ」という気分にさせられます。ベンチでもあれば風景をオカズに弁当を広げたいものですが、胃袋の中ではまだたいやきが踊っています。


（浅間・愛宕神社拝殿脇からの銚子漁港　－銚子市後飯町 2011/05/15－）

　石段を降りて坂道を上れば、銚子電鉄の本銚子駅に到着しました。今回のスタートとなったＪＲ銚子駅とは対照的な小さな駅ですが、「本」が付くのですからこちらが中心だったのでしょう。

　銚子電鉄は約30分毎に運転されており、汗が引く頃に銚子行の列車がやってきました。本銚子～銚子間は約６分。双六で振り出しに戻される気分で、電車に乗り込みました。


（銚子電鉄本銚子駅　－銚子市清水町 2011/05/15－）

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