3571）八戸往復 ５景目（北への車窓５ 三戸～八戸）

　CDラジカセの機能にランダム演奏というのがあります。CDを聴く時に私も時々利用するのですが、ふと「アルバムというのは作り手の思いが詰まった『作品』なので、曲順にもきっとその思いがあるはず。それをランダムに聴いていいのだろうか？」と思ってしまいました。曲順が違えば同じアルバムも新鮮に聴こえますが、作り手はランダム演奏機能をどう思っているのでしょう？



　八戸往復の続きです。乗っている旧東北本線は幾度も馬淵川を渡り、その都度シャッターを切ってしまいます。このような車窓は新幹線では見ることができません。


（三戸～諏訪ノ平間）

　八戸が近づくと平野が広がってきますが、剣吉から苫米地にかけての南部町内のこの時期の車窓を眺めていると、11年前の夏を思い出します。「あの夏の日がなかったら・・」というのはアリスの歌「秋止符」ですが、あの夏の日がなかったら「楽しい日々が続いた」かどうかは、永遠にわかりません。


（剣吉～苫米地間）

　盛岡から１時間45分で八戸に到着。毎度のことですが、乗り通してしまえばあっという間です。八戸駅まで乗ってきた列車も含め、３本の青い森鉄道の列車が並ぶ様はなかなか壮観です。



　うち１本は青森行で、わが列車からの乗り継ぎを待っていました。乗り継ぎたい気持ちもありましたが、以北は次の楽しみに・・。

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