風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

3523)復刻版「東日本大震災」(大震災から121ヶ月)

2021年04月11日 | 東日本大震災
 先月11日(2021年3月11日)は東日本大震災から10年という節目で、当店でもその話題に触れていましたが、「あの日から10年経った3月11日、私の中ではあっという間に過ぎてしまいそうです。」と結んでいました。その通り当日は黙とうをすることもなく、奉公先でもそういう雰囲気にもならず、終日「10年」を大きく取り上げていたメディアとは対照的に1日を終えました。

 そして翌日(3月12日)、床を出て新聞を取りに行き、いつものように開いた中に「三陸に大津波」という大きな活字が躍っていました。おりしも最近大きな地震が続いていたので、「寝ている間に大きな地震と津波が起こったのか」と一気に目が覚めましたが、よく見れば上部に「復刻 東日本大震災」と載っていました。


(岩手日報 2021年3月12日付)

 その上部の囲みを読むと「当時取材した内容で紙面を作れたら・・」という仮定で作られた紙面とのことで、当時は載せられなかった各地の被害状況や写真を載せた「復刻版」でした。

 この「復刻版」、翌3月13日付にも折り込まれていました。


(岩手日報 2021年3月13日付)

 当時の生々しい写真や記事を載せることに対し、きっと社内でもいろいろな意見はあったことでしょうし、読者からも様々な意見が寄せられたことでしょう。それでもこのような復刻版を折り込んだことはひとつの「挑戦」だったのではないでしょうか。

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