2735)友、遠方より来たる2018春 ４景目（松本城）

　採用面接の３月への前倒しやルールの緩和就活ルールの見直しの検討が始まるそうです。勿論その時の世情により考え方は変わって然るべきですが、それ以前をどう検証した結果なのかが見えてこない事が多いです。結果、翻弄されるのは決めた人ではなく決められた人なんですよね。といいつつ、私も決める人になる事がしばしばあります。決められた人が納得できる判断をしているか、ふと考えました。



　「友、遠方より来たる2018春」の続きです。東京人と松本駅に着き、名古屋方面からの面々を待ちました。やってきたのは幹事の「名古屋人」、前回から参加の「飯田人」、そして「名古屋人の友達」「その友達」「名古屋人の後輩」、更に我々の同級生である「滋賀人」の総勢６名、合計８名となって松本城へバスに揺られました。元々鉄分の濃い面々の集まりだったはずが、興味のない面々まで加わり、だいぶん賑やかになってきました。そういう面々を集められる名古屋人は、すごい人です。

　松本城の存在は知っていましたが、訪れるのは初めてです。その歴史をひもとくとガイドブックの域を超えないのですが、「永正年間（1504年）に造られた深志（ふかし）城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城」だそうです。パンフレットにはいろいろ書いてありましたが、それもりも青空と城と背景となるアルプスの山々という構図に魅かれてしまいました。



　城内を天守まで往復し、松本駅に戻るバス停に向かう途中で最後に城を眺めたら、堀が鏡のようになって城を映していました。ちょっと風があり波立っていましたが、それを差し引いても見とれてしまいました。



　自他ともに雨男ですから、このような風景に出会えるのは奇跡かもしれません。

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