林住期に突入!何処に住む?何処をめぐる?

仕事や世間から自由になり、己の人生を振返り森や林の自然を感じ静かに生きる林住期に突入!さて、何処に住み何処を巡るか?

韓国Ⅲ、ソウルから郊外に~

2024年06月13日 | Weblog
ソウルから南に約230kmのところにある全州チョンジュ)へ、行くことに。
全州(チョンジュ)は、朝鮮王朝発祥の地で1200年以上もの歴史がある街。
全羅北道(チョルラプット)の行政・教育・文化の中心地。
ソウルの龍山(ヨンサン)駅から全州駅まで、KTXの最速列車で1時間40分で行くことができる。

まずは2日前に、チケットを購入にソウル駅に。



これが大変だった!
購入窓口で”龍山から全州”とメモを渡したが、理解してもらえなかった。
漢字は全く理解できないとのこと、
アルファベットかハングル文字しか駄目なことが分かった!
相当前から漢字教育はやめているので、漢字は理解できないとのことらしい。
インフォメーションでも漢字はダメだった!


ということで、かなりすったもんだしながらチケットをゲット!!

当日朝早く、龍山駅到着!

KTXに乗り込む。
韓国の主要都市を結ぶKTXは、2004年に誕生した超高速鉄道で、
韓国の新幹線ともいうべき存在。

しかし・・・・・
はっきり言って、”汚い”
車両外観は洗車してなくて埃だらけ、社内もきれいでない。

これが自慢の超高速鉄道といえるのかな???

とはいえ・・・・・
2時間弱で全州には到着!


この全州には、韓国の伝統建築様式・韓屋(ハノッ)の家々が集まっている
「韓屋村(ハノンマウル)」と呼ばれるエリアがある。
数百年の歴史を持つ家屋は700棟以上と言われ、
古宅を現代風にリフォームした家々は
レストランやカフェ、ショップ、ホテルに活用されて、
韓国の美が感じられる特別な空間になっている。



まずは、
朝鮮王朝・建国の父の肖像画が祭られている慶基殿(キョンギジョン)を訪ねる。
朝鮮王朝を建国した太祖・李成桂(イ・ソンゲ)を描いた肖像画(御真・オジン)を
奉安するために作られた場所で、
第3代の王様・太宗(テジョン)の在任中に完成した。
全州韓屋村のちょうど中央にあるので、
シンボル的な存在になっている。





晴れわたったさわやかなこの日、
人も少なく、ゆったりと静かな空間を味わうことができた!








慶基殿を出て、真向いには、
韓国で最も美しい聖堂のひとつと言われている殿洞聖堂(チョンドンソンダン)。
殉教者を称えるために1914年に建てられた聖堂で、
100年以上の歴史を持つ近代建築物。
韓屋造りの建物の中に、ひときわ目立つ西洋式の建物だが街の中に溶け込んでいる。



この日のランチは、
ビビンバ発祥の地とも伝えられている
ここ全州市なので、
ビビンバ有名店”韓国チッ”へ。
1952年に開業したという老舗のビビンバ専門店。





店内は観光客と地元の人たちも交じり、
込み合っていたが、皆、ビビンバを食べていた!


食後は、韓屋村をぶらぶら。



韓国館。

小学校。


カフェの中!




韓屋村(ハノンマウル)の石碑の横にある階段を上っていった
小高い丘が梧木台(オモッテ)。



梧木台は、朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)が、1380年外敵を打ち破った帰りに
立ち寄って宴会を開いた場所だと伝えられていて、
頂上にある楼閣は靴を脱いであがることもできる。

高台なので、爽やかな風が吹き抜ける。

ここからは、
全州韓屋村の景色が一望できる。


夕方、
またKTXに揺られて、ソウルに帰る。
ホテル近くには、夜9時過ぎにたどり着いたが、
居酒屋的な店はまだまだ賑やか。

その一軒、古いたたずまいの店に入り、軽くスープぽいものとチヂミで
韓国焼酎を飲み、一日を振り返る!
隣では日本と同じように、サラリーマン風の人たちが
グダグダ言いながら、うっぷん晴らしをしているような・・・
何処の国も同じかな???





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする