母さんも今年９５歳になります

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【母さんは昨年お迎えが来ると言ってました】

昨年母さんは親父が天国から呼んでると言って、僕にまで最後のお年玉をくれました、北海道に行っていても気になって仕方ありませんでした
時たま実家に電話を入れて安否を確認していました、１年は無事に過ぎたように思いますが、随分と後姿が小さくなってしまいました

（一人で医者に行ってる時に、途中で転んで、医者から誰か付き添いをつけてくださいと言われたそうです）

今でも早起き早寝の習慣守ってます、新聞読んで、仏壇に手を合わせて、新聞のコラム筆写して、おもむろに髪をとかしてお化粧をしています


・　　　　　　　　　　　　　【今のところコンビニまでは一人で買い物にいきます】

文芸春秋をくまなく読みます、最近コンビニが近くにできたので歩いて買いに行くそうです

（分厚い雑誌ですから、１冊買うとひと月掛かるので他の雑誌は読まないようです）

耳は遠くなっても目は大丈夫です、朝食は前夜の残り物で済ませて、夜は弟が食事を運ぶようです


・　　　　　　　　　　　　　【新聞を毎日読んでいます】

おふくろは昨年北海道にいる弟、妹を相次いで３人も亡くしました、孤独になるのは慣れているけれど同時に３人とは
ショックだったに違いありません、今は老人が亡くなっても息子や娘たちはすぐに知らせてくれません

（何しろ子だくさんの長女で育ちましたから、親戚といえども北海道から遠く離れた栃木では連絡もくれない事情があるのです）

兄弟の中で一番の長生きは母さんなのですが、生きていることの連絡は入れていないみたいです


・　　　　　　　　　　　　　【最近息子がタブレットをプレゼントしました】

息子から音声認識ができるタブレットをプレゼントされました、音声認識という概念を何遍言っても理解してくれません

（僕が喋ると音声会話が日本語で表示されるので耳の遠いお袋を思ってプレゼントしたのです）

現在はユーチューブの折り紙作成を見ていました、今回から神経衰弱のゲームをやるようになりました
活舌良く話しかけると音声認識ソフトは遅延無く文字を表示するので活用して貰いたいね