城ヶ崎海岸：自然遊歩道を歩きます！

・　　　【城ヶ崎海岸：自然遊歩道：いがいが根】

曇ったある日、ぼんやり佇んでいますと突然あれを見に行こう
と衝動に駆られます。「いがいが根」付近にあるという
溶岩ボールを見たい！
(波によって丸く侵食された溶岩玉が寄せる波が来ると
　ゴロゴロ回転するという奇岩ですが）

そんな思いで自然遊歩道の散策がはじまりました。
連着寺の「奥の院」脇を抜けて遊歩道に入ります
まず目に飛び込んできたのが江戸時代の守り所、砲台跡です
海に突き出した突端は景色もよく眺めも素晴らしい！
（沖を通る船は狙い撃ちできますが大砲はありません）


こんな所でノンビリはしていられませんので先を急ぎましょう
途中から雨が降ってきたらどうするのですか？
道はリアス式海岸に飛び出る大根や小根の断崖の
根元を連ねるダウンヒル、階段上下コースですから、
「いがいが根」に着く頃には汗が背中を濡らします

この辺にあるはずの溶岩ボールですが、案内はありません
写真で見た事ありますから当然案内があると思っていました
「いがいが根」は先端まで言葉通りの「いがいが段丘」ですから
靴底が痛くなるほどです。
これからも来る機会がありますので、場所を確認してから再度挑戦
しましょう。


・　　　　【「いがいが根」の根元から眺めます】

この付近の松は巨木が多いです、見上げる高さを見たり
根元の太さをを考える３、４００年は経過しているでしょう？
「松食い虫」にもやられていますが、巨木も生き残っています
ちょいと見れば植林もされており、○○小学校と看板が
ついていたりしています


遊歩道は近道で伊豆高原にも出られますが、今日は終点の
八幡野漁港までが目的ですから先を目指します
２回目のチャレンジですが、「橋立つり橋」はまだまだ遠いね
行き交うハイカーも殆どいません、やはり雨予報の曇天が影響して
いるのでしょう。冬も近く気温も寒いので皆さん
こもっているのかしらねえ！

かなりの根をこえるとやがて対島（タジマ）川が海に注ぐ
大滝があります。滝の上から眺めますが、やはり滝は下から見上げた
ほうが迫力が違います


・　　　　【対島川が海にそそいで完結しておりました】

大室山池地区に源を発する対島川、短い川ですが
池の水源は八幡野・富戸地区をうるおしています
遊歩道はまだ続きますが、明日に続きはお任せです！！