これって「羅臼」の日常なの？

・　　　【「えぞ鹿」は日常、逃げも隠れもしません！】

「奈良の鹿」や「小鹿のバンビ」を想像してはいけません
本当の野生ジカで体格も大きく、太い毛並みに圧倒され
一瞬たじろきますね！


羅臼の町に入って仰天、毎年鹿が増えていますが
市中の道路を堂々と闊歩しています
学校帰りの小学生のお嬢ちゃんに聞きます
鹿はいつもこんな風にいるの？
昨日は出てこなかったけれどね、いつも来てるんよ
「可愛い」とも「めんこい」とも「キャア～」の感激
歓声も無く、これが日常なんです！

もちろん誰もえさ等あげません
騒いでいるのは僕だけです、なんか異空間にいる錯覚です！


鹿に誘われるように川に出ますと
圧倒的な迫力で「羅臼岳」が迫ってきます


・　　　【絵葉書から飛び出たような「羅臼岳」です】

ふと川を眺めますと鹿達が川岸公園の若葉が目当てでしょうか
えさを食べておりました
カメラを向けても逃げるわけでなく、人間を無視して
自分達で食事をしていきます！


・　　　　【えぞ鹿はここでは日常なんです】

全部で２０頭ほどの集団でしょうか？
山は雪に覆われていますから、雪解けが進んだ麓に
降りてくるのでしょうね？
別段危害を加えるわけでありませんから、住民達もあえて
追い払おうともしませんね！
神戸の街中を闊歩していると言う「いのしし」、
ちょいと小者ですが「伊東のタイワンリス」
そして「羅臼の鹿」は日常の野性なんです！


・　　　　【ゆっくり若草を食べていますね】

食事しているお姿を拝見していますと
こちらのお腹もグウ～、お腹がすいてきました
北海道グルメには全く興味ありません
長万部の「かにめし」積丹の「うに丼」羅臼ならば「いくら丼」
でしょうか？


・　　　　【これも羅臼の日常かしら？】

さすがに秋はサケ漁の定置網で盛り上がる羅臼ですから
「いくら」の粒も完熟で一粒一粒が大きいのです
鮭は全く珍しくありません、時期になれば「腹子」の取られた
メス鮭ならば一匹１００円でも珍しくないのです

（「ほっちゃれ」「猫またぎ」とも言われますが
　鮭釣りとなると別で、5本10本竿を出し、場所争いが
　おきる程、北海道の人は夢中になります）


幻と言われている「鮭二」（ケイジと呼びます）
1000本に1本位取れるかという脂が乗った３年物の
珍しい鮭なのですが、これが人気をよんでいます
今では人気が出過ぎて浜値1万円もします。

誰が言い出したのでしょうか、数は少なく魚体も小さいですから
昔は市場に出荷されない半端物だったはずです
それがケイジ、ケイジと尊重され異常な人気を呼んでプレミアム
がついています

（通常４年で大人の鮭ですが、まれに３年で海でとれます
　卵を持ちませんからとても脂が乗っていて旨いと
　言われます。でも僕は体型の大きい普通の鮭で十分
　味噌キャベツで焼く、ちゃんちゃん焼なら１００円ので十分です！）